F+S Flash
(Vol.220)

============================= CONTENTS =============================
【F+Sメンバー紹介/第183弾】
  李 福石 / 藤光樹脂          <東京>
  仲本 朋史 / エレコム情報サービス   <広島>
【コラム/『ブランディングの時代』<#26>】    <寄稿>
  トヨタのEVは遅れている?       繁 浩太郎/オフィスSHIGE
【コラム/『本当にやるべきことは何か?』】      <寄稿>
  「質問力向上超入門」のまとめ        広川 智理/プラッサム
【コラム/『隠居のたわごと・・・徒然なるままに』】   <寄稿>
  思い起こして気になること:文明の変曲点?中庸の徳 公江 義隆
【F+S Forum/開催予定】 (最新日程はHPをご覧くさい)
  東 京【第190回】6月28日(水)@赤坂見附「エスカイヤクラブ」
 広 島【第40回】 6月23日(金)〜24日(土)@立町「LaChic」
======================================================================

  ★☆★ 各地の新規メンバー勧誘を是非ともお願いします ★☆★
  (F+S紹介==> http://www.tru-solutions.jp/F+S_Forum.htm)
    直近日程に参加できなくとも今後の御案内が可能な方へは
  今後の開催案内をお送りいたしますので事務局まで御連絡ください。

■=== 【F+Sメンバー紹介/第183弾】

※自己紹介バックナンバーは以下のURLでご覧ください。
  ==> http://www.tru-solutions.jp/F+S_Home.htm#flash
 「自己紹介」や「近況報告」をして頂ける方を常に募集しています!。

1) 李 福石 / 藤光樹脂      <東京>

現在、ホットな話題が多いビジネス向けチャットシステム。
その中でも最も新しいのがこの製品「Kizna-talk (キズナトーク)」です。
F+Sメンバー大御所の早川さんが力を入れて育てようとしています。

<ご本人からの一言> 

初めまして藤光樹脂(株)の李 福石(り ぼくそく)と申します。
F+Sフォーラムには早川様と同行で2回参加させて頂きました。
年長の皆様と過去の歴史、経験談などを聞かせて頂き将来の生き方について
非常に役立っています。..>.<..

出身は、韓国で、1995年9月来日し永住しています。
体の半分は日本の生活に染みこまれていますが、
頭は8〜9割は日本人になっていますね(#^.^#)。

職場ですが、藤光樹脂(株)です。

今年54期であり、主な取り扱い商品としては液晶テレビ中に入る光学部材
(導光板、拡散板、プリズムなど)を韓国S社、日本S社、P社の海外工場へ
販売している業界の日本トップ商社であります。

今まで形になった製品を販売してきましたが本業の未来が不透明な中、
去年からオーナーの強い信念から新しい事業部としてSNS推進室を率いる
ことになりました。

商品は、ビジネス専用SNS【Kizna talk (キズナトーク)】、
カスタマイズができるビジネス専用SNS【Kizna D-talk】、
音声(アナログ)での本人認証する電話認証の三つのアイテムを販売しています。
 ==> http://www.ki-z-na.jp/

特徴としては
一般チャット中残したくない内容は0.1秒/文字がセットされ自動で消滅して
行くプライバシーチャット。
電話のように相手を呼び出して文字で会話ができるリアルタイムトーク。
B2BとB2Cの二つのサーバーが一つのアプリで動いているため使い分けが
出来ます。自社サーバー運営も可能です。
グループチャット時はだれが読んでいるか?読んでないか?わかる既読味読機能
050、無線機能の連携が可能、などこれまで他社にはない画期的な機能がある
チャットシステムであります。

さらに電話認証(音声、アナログ)による本人確認を行うため成りすましや
ハッキングされる心配はないセキュアーな環境でご利用できるチャットです。
先日第26回Japan IT Week(5/10-12,ビックサイト)へ出展させて頂き
大勢の方々がご来場頂きました。消えてロゴが残らない今までのない
新しい機能で大反響でした。

皆様も気づいているかも知れませんが、メールは確かにビジネスの中心であり
続けていますが、とはいえ、やはり「メールの限界」を感じている人も
少なくない。そこで今、代替手段として注目されているのが
「ビジネスチャット」であります。

これから流行を作りたいと思いますので応援を宜しくお願いします。

F+Sフォーラムは、いろんな経験の方々とITソリューション、ゴルフや
娯楽などの情報交流できる、私にとっては貴重な場となっています。
異業種の皆様のおしゃべりを楽しみにし引き続き参加したいと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。

2) 仲本 朋史 / エレコム情報サービス    <広島>

PCレンタルと管理サービスを連携させた「PCAS」。
結構メリットが多いので、一度話を聞いてみてください!
真面目を絵に描いたような(#^.^#)仲本さんが営業に行きます。

<ご本人からの一言> 

皆様こんにちは。(株)エレコム情報サービスの仲本です。
2011年にVol.143で自己紹介させていただき、2回目の投稿となります。

6年前の投稿を読み返しますと、当時は高校生だったカープファンの息子に
強いカープを見せてやりたいと書いていました。その頃のカープは
13年連続Bクラスの暗黒期の真っただ中。とても昨シーズンの様な
すごい盛り上がりは想像できませんでした。

今シーズンも昨シーズン同様にマツダスタジアムでの試合はチケットの
入手が難しく、相変わらずフィーバーしていますが、ぜひとも悲願の
日本一を達成して広島を大いに盛り上げてほしいですね。

当時高校生だった息子はこの春に大学を無事卒業し、新社会人となりました。
長年我が家の家計を苦しめていた学費や毎月の仕送りも終わり、
少しホッとしております。

そして気がつけば私も天命を知ると言われた50歳になりました。
現状は天命を知るどころかまだまだ迷うことも多く、残念ながら不惑にも
遠く及んでおりませんが、そういう境地に少しでも近づけるよう日々精進
したいと思います。

会社の方ですが昨年度から新規事業としまして、PC統合管理アウト
ソーシングサービス(PCAS)事業を開始しました。

サービス内容は、PCネットワーク基盤の構築・保守・運用支援を
遠隔・オンサイトの両面で行うものです。
広島県下を中心にオンサイト保守が可能なエリアを当面のビジネスエリア
としております。 昨年から営業社員を1名採用し、事業を軌道に乗せる
べく日々頑張っているところです。

今年度もPCAS事業の一環として各種のセミナーを開催する予定です
ので、ぜひまたご案内をさせて頂ければと思います。

それでは次回の「F+S広島」で皆様にお会いできることを楽しみに
しております。今後ともよろしくお願いいたします。

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■=== 【コラム/『ブランディングの時代』<#26>】   <寄稿>

                    繁 浩太郎/オフィスSHIGE
                     sharp5beat@gmail.com
                  ※もとHONDA RAD(商品統括責任者)
                  現在は、モータージャーナリストや
                   ブランドコンサルとして活躍中

    〜 トヨタのEVは遅れている? 〜

今年の上海国際自動車ショー(上海モーターショー)では、世界的トレンドの
SUVが花盛りですが、EV(新エネルギー車)に関しても出展が目立ちました。
?
早くから中国に参入していて、販売台数NO.1のVW(フォルクスワーゲン)は、
自動運転機能を搭載したEVコンセプトカーを出展し、2025年に中国で
60万台のEV車を発売する計画を明らかにしました。また、PHEV車となる
『Phideon PHEV』も発表しています。
?
リーフで先行している日産自動車も2018年以降、順次投入するとアナウンス
しています。ホンダも2018年に中国でEVを販売するとアナウンスし、
AIを搭載したコンセプトEV「NeuV(ニューヴィー)」を中国で
初公開しました。
?
この様に、PHV(プラグインハイブリッド車)やEV(新エネルギー車)の
出展も目立っていました。

何故中国でPHVやEVというプラグイン車なのでしょうか???

その理由は色々とありますが、何と言ってもガソリン不足があります。

中国は急激な発展の結果、ガソリン車も急激な普及で、今や石油輸入国に
なっています。そうなるとアメリカとの力関係的によくありません。
また大都市圏では、日本のテレビでも散々放映されていますが大気汚染
という課題があります。

共産党政権でも、ネットが発達した現在では国民の声は無視できなくなって
きています。つまり、政府も世論を意識せざるを得なくなっています。
さらに、現在自動車の販売は沿岸部中心ですが、これから内陸部にも
およぶとなると、ガソリンスタンドを多くつくる必要があり、
またそこまでガソリンを運ばなくてはならず、インフラ投資が大きくなり
また完成までには時間もかかります。
?
ICE(内燃機関)車に関しては、外国の自動車メーカーの出資比率を50%まで
として、自動車産業を中国の手の内で育成し自分達のものとしたい、
つまり自動車造りのノウハウを中国のものにし機関産業にしようと
考えていたと思うのですが、外国メーカーはノウハウを小出しにしている
のでしょうか中々進まず、さらに進めようとすると新規投資が必要に
なったりと、中々苦労しています。
(そりゃそうですよね、日本だってそんなに簡単に自動車産業が発展したと
言うことはありません。)
?
このように、考えてみると中国としてはEVを普及させたほうが課題の
解決にもなるし、利益になると考えたと思うのです。
つまり、電気は中国の内陸部まで行っていますし、そこでは現在
鉛バッテリーの安価なEVが活躍しています。
当然EVは、あらゆる面でICE車より作りやすいです。

さらに、中国でEVが産業として発達すれば、当然価格は安くつくれるので、
アメリカのスマホのように世界中に普及させることが出来るかもしれません。
中国にとって、EVは産業の大きな柱になれる可能性があるのです。

そうなると、共産党政権ですからコトは早いです。
EVを政策的に優遇すれば、当面商品的にガソリン車に劣る部分があっても
国民は購入するでしょうし、多くの国民が購入すれば販売台数は天井しらず
になるかもしれません。
そうなると、安く造れるようになり、世界展開となります。
また、海外からの投資も呼び込めます。

このようなことから、実際に結果としてEVを優遇した政策で
その販売台数は伸びています。
?
さらに今後政策の一つとして、走行時の環境負荷が低いEVなどを
「新エネルギー車(NEV)」と認定し自動車メーカーに対して2018年からは
一定規模の生産を義務付ける規制を設けます。
?
このように、中国では戦略的に産業を発展させる事がやりやすいのです。
しかし、勿論その方向性が間違っていると大変なので、戦略検討は十分に
されなければなりません。
事実、確か10年ほど前に、EVに舵を切りましたがその時はバッテリーの
せいで上手くいかなかったと聞いています。
?
しかし、今何と言っても国を上げてEV(プラグイン車)なのです。

そんな中、世界のトヨタにも関わらず、今回の上海国際自動車ショーでは、
トヨタのブースにはEVのコンセプトカーはなく「数年以内に中国市場に
投入する」と表明しただけでした。
そこで、海外メディアから「EV(電気自動車)で出遅れたという感覚は
ありますか?」という質問まで出ました。
つまり、海外メディアの方々が「トヨタはEVで、出遅れている」いる
との印象を持ったと言うことでしょう。
?
その考え方は、先日もEVの先駆者である米テスラが、一時的ながら
時価総額で米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜き、米自動車業界で首位
となったと発表されたことから、今やEVは世界の自動車株を巡る大きな
テーマとなっているからなのです。
つまり、1000万台クラブとは言え、EV戦略無しでやっていけるのか?
という疑問です。
?
しかし、この考え方に関して、私は本質を見ていないものととらえます。
?
テスラは確かに時価総額で米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜いたかも
しれませんが、10年スパンで見てこれが維持発展出来るかとなると、
それはわかりません。
かたや、GMは自動車の創成期からのリーダー企業です。
?
自動車は、人の命を乗せて走ります、またそれは非常に複雑な機械と
コンピューターから出来ていまいす。さらに、10年以上風雨にさらされ、
ある車は45度の灼熱の中を室内は涼しくして走り、またある車は
マイナス30度の極寒冷地を平気に走り、道路は平坦とは限らない、
また砂埃の中も走ります。
過去には、造り手の想像もしないことが起こってきました。
それは、ユーザーコンプレーンとなり、改善されてきました。
逆に、造り手の設計ミスがあったりすると、リコールもしてきました。
このようなことを乗り越えて今の自動車の品質になっています。

言いたいことは、自動車は造って、販売して、売り上げて終わりでなく、
その先のいわゆる「サービス」まで続くのです。
そのサービスは廃車されるまで続くのです。
さらに環境問題など、廃車後も続くと言ってもよいと思います。
?
メディアは現実の話(事実)とその話題性を中心にアナウンスします。
決して悪いことではありません、受け手にとってありがたいことです。
しかし、受け手がそのレベルで終わっていると、全体の空気感は読めると
思いますが、本当のところ、本質はわかりません。
まあ、分かる必要もないということもありますが。

モノ事には必ず本質があります。
トヨタはEVに対して消極的にみえるのは、「流行り」でEVをとらえて
いるのでなく、ユーザーや地球レベルでEVをとらえているからではないか
と思います。

つまり、EVにはICE車にはない、一般的にはリチウムイオン電池を
多く積んでいて、それが駆動モーターを回すという重要な部品です。
わかりやすく言うと、皆さんのスマホの電池もリチウムイオン電池ですが、
1年〜2年経つとその容量が減ったように感じませんか?
私は、その事をスマホを販売している通信キャリア会社にクレームしました
が、返ってくる答えは「電池の寿命ですね」と言われ、スペアの電池を
買うことを勧められました。

そうなのです、スマホのハードの寿命より電池の寿命が短いのです。
EVの場合もそうだと想像できます。
だから、車検のようにバッテリーを交換しなきゃならないユーザーが
多く出てくると考えられます。
交換したバッテリーは、どうするのでしょうか。今のところはその多くを
地中に埋める方法しかないでしょう。リチウムイオン電池のリユース、
リサイクルは開発途上です。
廃車になる10年後までには、技術も進化して何とかなるだろうという
予測も成り立ちますが、勿論確実なことではありません。

また、バッテリーは使用状況や環境によってその寿命は異なってきます。
ICE車のように、中古車価格がほぼ年式で決まるようなことにはなりません。
クルマの使用状況や環境をセンシングして保存し、それを確認したり
しなければならなくなります。

バッテリーの価格はもっと大切です。韓国製や中国製が安く日本メーカーも
淘汰されてパナソニックだけになりましたが、その安い韓国製や中国製でも
交換すると車検以上の大変な価格になります。

このようなバッテリーに関する様々な技術的な事を知って考え、
さらに先々まで責任を持って考えるとそう安々とはEVを大量生産して
一般ユーザーに大量販売する予定とは言いにくいと思います。

EVに積極的なメーカーがどこまで考えているかはわかりませんが、
また様々な課題の解決策をどこまでもっているかもわかりませんが、
トヨタの慎重な態度は本当にユーザー、産業から地球の事まで、
きちんと考えた結果のように私には映ります。

  ※繁浩太郎の自動車とクルマ社会ブログ
    ==> http://blog.goo.ne.jp/sharp5guitar

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■=== 【コラム/『本当にやるべきことは何か?』】 <寄稿>

                         広川 智理
                     (株)プラッサム 代表取締役
                      http://plussome.co.jp/

   〜 「質問力向上超入門」のまとめ 〜

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これだけを身に付ければ「質問力」を一気に高められるというテクニックは
ありません。仮にそうしたテクニックがあったとしても、
相手の返答次第では、それで質問が終わってしまうかもしれません。
それよりも、質問の目的をしっかり自覚して、どうしても聞き出したい、
教えてもらいたいという熱意を持つことの方が遥かに有効です。

熱意があれば、たとえ聞き方が下手でも必要なことを聞き出すことが
できるでしょうし、話もつながるでしょう。 ? ?

「質問力」とは聞きたいこと、聞くべきことを会話を通して聞き出す
コミュニケーション力、人間力のことなのです。

コラムのどこかで書きましたが、あなたがヒアリングをされる側だとして、
何でも話してあげよう、(聞かれなくても)何でも教えて上げたいと思う
相手と、最小限のことしか話したくないような相手もいるでしょう。

「質問力」の基本はあなたが前者になることなのです。 ? ?

「下地作り」のところでは「信頼関係作り」について書きましたし、
「ヒアリングの実施」のところでも、「信頼を獲得する」ことについて
書きました。それ以外のところでも、ヒアリング相手とヒアリング実施者の
関係について書きました。それほど相手に信頼されることが大切である
ということです。ぜひご理解下さい。 ? ?

そして、聞き出す話の幅を広げたり、深めたりする力を養うために、
日常の情報収集(学習)は欠かせません。
「こんなことも知らんのか」と思われるのと「よく勉強しているな」と
思われるのでは、どちらが聞きたい話を引き出しやすいでしょう。
こうしたことでも相手の信頼が変わってきます。 ? ?

そして、相手に関する情報収集も欠かせません。

例えば好意を寄せる異性がいた場合、相手や相手に関連すること(情報)を
一生懸命に知ろうと(収集)しませんか?

ヒアリングの場合にも、相手への関心の高さ低さが事前に収集する情報に
差を付けることになるでしょう。収集した情報(点)が多いほど、
多くの点と点がつながって線、面を形成します。

中には間違った情報もあると思いますので、全てを信じる訳にはいきませんが、
情報量が多いほど間違いなく精度は高まります。 ? ?
こうすることで、あなたは自信を持ってヒアリングに臨むことができる
でしょうし、相手もあなたを「よく勉強している」と認めてくれ、
信頼を寄せてくれるでしょう。
ヒアリングそのものも目的以上の効果が期待できるかもしれません。

ヒアリングが終わった帰り際に「こんど食事でもご一緒しましょうよ」と
言って頂けたら最高ですね。 ? ?

「質問力」というのは「テクニック」ではなく、基本は「人間力」だった
のかと気付いて頂けただけで本コラムの目的が果たせます。

ぜひ皆さんには、特に要求定義や要件定義の場で、この「質問力=人間力」を
最大限に発揮して頂きたいと願っています。 ?

 ※当社提供の「人材育成支援サービス」の御案内はこちらです。
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 ・具体的な対象者選定と目標設定とプロファイリング
 ・目標へ近づくため対象者視点からコーチングの成功要因を分析
 ・対象者に対する具体的なコーチングシナリオの検討・構築
 ・実践的なロールプレイで対象者の各種の反応に対応可能な話法の構築
 ・対象者との面談とフィードバックからのアドバイスと改善
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■=== 【コラム/『隠居のたわごと・・・徒然なるままに』】  <寄稿>

                公江 義隆 y-koe@air.linkclub.or.jp
               JUAS/ISC、もとITコーディネータ
                もと武田薬品工業(株)情報システム部長

     ========================
     思い起こして気になること:文明の変曲点?中庸の徳
     ========================
      
21世紀になって17年過ぎた。この世の中、自然も社会も人も何だか
本当におかしくなった。
世界各地で異常気候が続き、日本の方々で激しい寒暖の差、未曽有の集中豪雨、
台風のコースが変わった。各国で社会、経済、政治、軍事など色々の分野で
騒動が頻発する。動機の理解に困惑するような犯罪や言動が増えた。
先の見え難い世の中になった。
この数世紀続いた西欧型文明の変曲点を何となく感じる。
そんな中で人と自然の関わりを振り返って少し考えてみた。  
 
1)生物は、長い自然の歴史のなかで身を守る機能と能力を
   身に着けてきたが・・・

自然界の長い歴史の中で、植物を餌として「食べる側」の動物と、「食べられる
側」の植物の間には、種の生き残りをかけた攻防があった。食べ尽くされて、
またその結果、餌がなくなって共倒れで絶滅することのないよう植物は内部に
毒を、動物は適度の解毒機能を体内に準備することで、長年の進化の過程で
“共存できるバランス”を作り出してきた。 
人を含め、高等動物の解毒機能のほとんどは肝臓にある。胃液の強い酸や
消化液で殺菌、分解された食物成分を吸収した胃腸壁の血管はまず肝臓に
つながっており、食べた毒物 は肝臓に運ばれて解毒(代謝:酵素反応に
よる分解)されてから、全身に送られるように血管系は作られている。
つまり「毒は口から入ってくる」というのが、人を含め動物の長い間の
生活環境であったわけである。
生物の器官の構造もまた、進化の過程で環境が作り上げてきたものなのだ。 

自然界には人にとって強い毒を持つものは数多くあるが、人は経験的に
それらを見分け、避ける術や知識、嗅覚、味覚などの感覚を、常識や本能
として備えてきた。それが「“従来から日常生活で接してきた天然物”の
安全性は比較的高い」と思っている背景である。
  
なお、呼吸や皮膚から取り込まれる有害物質は、血管系の構造上、肝臓で
解毒される前に血液で全身に回るので危険度は高いが、人を含め動物は、
これら危険なものには「近づかない、触れない、ひたすら逃げる・・・」と
云う毒を感知する(匂いなどの)感覚と知識、それに基づく行動で身を
守ってきた。

しかし、例えば、嘗ては香料の多くは天然物からの抽出が主で、短時間で
分解するものが多く、また高価で使用される量(=人体の摂取量)も
少なかったが故に、その安全性を問題にすることは少なかった(現在も、
製品の内容物の表示には “香料”と表示されるだけで物質内容の表示は
ない)。しかし今日、香料のほとんどは安価に製造できる種々の化学合成
物質をブレンドしたものとなり、また従来とは比べ物にならないほど
広範囲の製品に大量に使われるようになった。更に匂いが長時間消えない
ようにすることが商品価値につながるとの考えから、分解し難い物質構造・
作成処理方法などが開発・使用されるようになった。
それらには安全性が懸念されるものもある。
一方、鼻にある匂いのセンサーの組織は、脳の組織の一部が伸びてきたもの
なので、空気中の有害物質は脳に直接の影響を与える可能性も懸念される。

今、我々の身の回りには、この1世紀の間に人間が創り出した数万種の
化学物質や生物科学が創りだした物質があると云われ、これらを使った
新しい製品が次々世の中に送り出されている。しかし、長い生物の進化の
歴史を考えた場合、これらの新しく作られたものに対して、安全の判断や
確保をするための知識や機能・能力が人に十分備わっている保証はない。
すぐ現れる毒性や器質的障害(解剖して分かるような身体の損傷)は
比較的把握しやすいが、微量を長期に摂取した場合の影響や、他の複数の
ものと組み合わせて摂取した場合の、特に神経や内分泌、慢性の機能障害、
また世代を超える影響などの把握は極めて困難な問題である。それ故に
今までなかった種類のものの安全性の判断には、極めて慎重であることが
本当は必要なはずなのだが・・・。

なお、残留農薬、食の安全などに対して「予防原則(*)」の考え方を採る
EUの国々や、カナダ、訴訟の国米国に比べても、日本の規制には、我々
一般国民の想像とは相違して、大変緩いものがあることを認識しておく
必要がある。
安全に関する分野では「科学的」と云う言葉がよく使われるが、
「安全である客観的な証明がなければ安全とは扱わない考え方」寄りの
ヨーロッパと、企業寄りの米国の「有害という客観的証明がなければ
有害とは扱わず、訴訟で決着をつける」のどちらが「科学的」「公正・妥当
なもの」であろうか?
「科学的=正しい」と云うイメージで使われている場合が多いが、
今の科学はどこまで真実を解明できているのだろうか?
経済性と安全性のバランスはとれているだろうか。

 (*):化学物質や遺伝子組換えなどの新技術などに対して、重大かつ
    不可逆的な影響を及ぼす仮説上の恐れがある場合、科学的に
    因果関係が十分証明されない状況でも、規制措置を是とする考え方 

2)人間の作り出す技術と自然界のバランスとの戦い例:
   人とバクテリアの攻防

1942年、最初の抗生物質ペニシリンが抗菌薬として製品化されて半世紀余、
一時期、種々の抗菌薬の発明によって、人類は病原菌による感染症の
押さえ込みに成功したかに見えた。多くの人はそう信じた。
しかし、やがて抗菌薬への抵抗力を持つ耐性菌が現れ、その後、抗生物質の
多用・乱用=>耐性菌の出現=>改良薬の開発のイタチごっこを続けてきた(*)。

この間、抗菌薬で救命された人は多数いるし、製薬企業は莫大な開発費を
かけて莫大な利潤を得、経済は大いに発展したが、結果的には「抗菌薬が
病原菌をさらに強いものに育て上げる」という予期せざる皮肉な状況を
生み出した。現在、医療現場で耐性菌に勝てる薬、つまり感染症の治療薬が
無くなるという深刻な事態になりつつある。
更にこの20〜30年、多くの医薬品会社がガンや成人病分野へ研究開発の
重点を移していった結果、感染症薬の研究開発ノウハウが現場から失われ、
体制の再構築という問題から取り組まなくてはならない状況に陥っている。

 (*):畜産分野での肥育(抗生物質を与えると成長・体重の増加が
    早まる)や感染症発症の「予防」に使用される抗生物質の量の方が
    疾病の治療より多く、これも耐性菌を作る大きな要因の一つと
    云われる。

抗菌薬の主役であった抗生物質は、もともとは「バクテリアやカビなどの
微生物が、自らを守るため、自分と競合する微生物の増殖を抑えるために
生成していた物質」である。バクテリアの1世代の期間は短い。
人から見て短期間で現れるように見える耐性菌は、バクテリアにとっては
桁違いの多世代の進化を通じて獲得した自己防衛・環境適応力の結果なのだ。
見方によれば、人間の開発した技術が変えた急激な変化に対して、
生き延びた少数のバクテリアが、彼等から見れば気の遠くなるほどの
多世代をかけて、自然界のバランスの再構築をしているようにも見える。

人間社会が膨大な費用と努力を投じた文明の進化の勝負は、
人への効用面では結果的には「元の木阿弥」に戻った形だが、
この間にバクテリアの方は確かに進化した。
人の云うイノベーションとは何だろう???

3)バランスの重要性:過ぎたるは及ばざるがごとし、中庸の徳

資本主義経済の基本要件は成長である。その為、経済の成熟とともに残され
た限られたフロンティアを求めて競争は熾烈化する。特にグローバル化が
叫ばれたこの四半世紀、利潤を際限なく求める経済優先の価値観と、
便益を際限なく求める消費者、それらが求めるスピードが、自然界の長い
歴史を通じて作り上げられてきた「人間という生体が持つ機能や能力」では
対処しきれない環境を作り出し、そのギャップが自然や社会や人に様々な
ストレスや矛盾を創りだしているように見える。
 
われわれが今、自然界の歴史から学ぶべきことは「バランス」の重要性
であり、そのバランスが作り出す「秩序」だと思う。そのバランスに加わる
一定範囲内の変化と、長い時間を掛けたその変化への対応が「進化」に
つながった。
そして、この「変化の大きさ」と「変化への対応時間」との間にも、
然るべきバランスが存在するのだと思う。
大きな変化が短時間の内に起これば、既存の生物は大打撃を受ける。
これによって多くの種が過去に絶滅した。
これまでにあった大きな変化の多くは自然環境の変化であったが、
今、人間は我々自身が作り出した変化による危機に直面しているように感じる。

摂取すればするほど・やればやるほど身体によい、進めば進むほど
よい暮らしに出来る・幸せな世界になる・・・そんなものは世に中に無い。

多くのことはあるところまでは、やればそれに応じたメリットが出てくるが、
その陰でデメリットの芽も生まれている。最初のうちは見えるメリット
の方が多くても、どこかの時点でメリットとその影でデメリットが拮抗し、
その先では蓄積されるデメリットの方が手にするメリットより大きく
なってゆくものである。

IT化・スマホの普及は? グローバル化は? 資本主義金融経済は? 
原子力技術は? 遺伝子操作は? AIは? ・・・
今どんな段階とみるべきだろう?

「中庸の徳たる、其れ到れるかな。民鮮きこと久し」(論語)
二千数百年を経ても解決の中々難しい問題ではある。

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   直近日程に参加できなくとも今後のご案内が可能な方へは
   今後ご案内差し上げますので事務局まで御連絡ください。

◆開催予定:

・東 京【第190回】6月28日(水)交流会@赤坂見附「エスカイヤクラブ」

   久しぶりに・・・「F+S Forum」発祥の地・・・での開催です(#^.^#)

・広 島【第40回】 6月23日(金)講演会+交流会@立町「La Chic」
            〜24日(土):GOLF@千代田OGMゴルフ倶楽部

     <特別講演会> 6月23日(金)18:00〜
  テーマ:「的確な読みとスピード感ある決断で、時代のニーズを掴む」
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         大正・昭和・平成 三代のビジネス展開〜
  講 師:株式会社三宅 代表取締役 三宅正光氏

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 「ステークホールダー」を具体的に定義・認識し、期待と現状のギャップを
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  「ステークホールダー」を具体的にイメージしておくことにより
        行き当たりばったりの対応を防ぎ
  問題の発生を未然に防いだり、見えなかった問題が見えてきたり、
     成果を確実に出せるようにしたりすることが出来る。
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◆【広島】BSC活用講座<実践編> !好評開催中/参加者募集中!
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 〜全社・部門経営におけるBSCの実践活用〜
 本講座では、バランス・スコアカード(BSC)を中核とし目標との確実な
 因果関係で結ばれた充実した評価指標(KPI)を抽出&設定することで
 目標達成の勝率を上げる「マネジメント・システム」の構築方法を
 講義と演習を通じて学習していただきます。
 講義2時間+演習2時間+まとめ30分
 ★第2回:「戦略マップ」作成 
 日時:6月23日(金)13:00〜17:30
 ・重要成功要因(CSF)と「四つの視点」間の因果関係の決定
 ・重要な「ステークホールダー視点」
 ・「CSF抽出〜戦略マップ」作成を演習
 ★第3回:「スコアカード」作成と進捗管理
 日時:7月21日(金)13:00〜17:30
 ・評価指標(KPI)選択と最終目標&期間目標(マイルストン)の設定
 ・モニタリング&レビュー体制の決定
 ・「KPI抽出〜スコアカード」作成を演習

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  「人が創る」を合い言葉に、「F+S Forum」を通じてより良い社会へ
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   参加者のご紹介や【F+S Flash】のバックナンバーは上記URLで
  各種有益な情報提供やイベント等の告知があればお知らせください
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編集後記: 相変わらず暑い日と涼しい日は三寒四温、春なのか夏なのか??
例年通り、そろそろ梅雨入りと言われたら晴れの日が続きます(#^.^#)小学校の
運動会が各地で開催されていますね。我々の時代とは違った時期に開催される
ので、時々とまどいます。6月「水無月」。雨がたくさん降る時季なのに”水の
無い月”って変なのって思われますよね。「水無月」の”無”は”の”にあたる
連体助詞ですので、「水無月」は”水の月”ということになります。田植が済み、
田に水を張る必要があることから”水の月”=「水無月」と呼ばれるようになった
ようです。5月の「母の日」が終わったら6月の「父の日」です。何しろ対象となる
人口が多いので、9月の「老人の日(敬老の日)」じゃなくて、「爺の日」や「婆の日」
をそろそろ作っても良いかも?(#^.^#)?ともかく皆さん!健康!で頑張れ!!

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    ステークホールダー視点重視の考え方で構成されています。
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 ・「バランス・スコアカード(BSC)研修(基礎編/実践編)」戦略構築
 ・「ステークホールダー・マネジメント強化研修」視点間のギャップ分析
 ・「問題感知・課題発見力強化研修」発想力強化、フレームワーク構築
 ・「マネジメントスタイル革新研修」360度評価で行動変革と組織強化
 ・「コーチング研修(基礎編/実践編)」戦略的アプローチで確実な成果
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    ※当社の研修の特徴:
      1)全て・・・考えるワークショップ型
      2)全て・・・気付きを促す自己変革型
      3)全て・・・実践に即結びつくコミットメント型
      4)全て・・・小難しい理論排除のシンプル型
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