F+S Flash
(Vol.144)

 

============================= CONTENTS =============================
【F+Sメンバー紹介/第121弾】
  丸山 孝行 / レジェンド・アプリケーションズ <東京> 
  北橋 房枝 / 三井情報            <東京>
  吉田 奈美 / トランザクト          <東京>
【コラム/『経営や歴史の著名人に見るBSC的考察 』】  <寄稿>
  「マツダの低燃費ガソリン車戦略の考察」の巻   高橋 義郎/TQML
【コラム/『戦略と戦術の違い』】            <寄稿>
  マーケティング〜営業へのPDCA!代理店募集中!福重 広文/I&D
【コラム/『今こそ大切な「スピード」』】
  風土変革のスタートは「失敗をさせる」ことから!  西嶋 陽一/TRU
【F+S Forum/開催予定】 (最新日程はHPをご覧ください)
  特別企画:10月2日(日)〜3日(月) 秋の青森「夏泊ゴルフリンクス」
  広 島【第21回】 10月7日(金)〜8日(土)@銀山町「アンティーク」
  東 京【第156回】10月19日(水)@恵比寿「リストランテ ベリータ」 
  名古屋【第36回】 10月27日(木)@栄「club Adoriana」 (予定)
  大 阪【第54回】 10月28日(金)@梅田「エスカイヤOSビル」
 ★☆★「F+S Forum」への新規メンバーを是非ともご紹介ください★☆★
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■=== 【F+Sメンバー紹介/第121弾】

※自己紹介バックナンバーは以下のURLでご覧ください。
 http://www.tru-solutions.jp/F+S_Home.htm#『F+S Flash』

1)丸山 孝行 / レジェンド・アプリケーションズ    <東京>

勉強嫌いの私にとっては、絶対にあり得ないMBA取得。素晴らしい!!
私などは、もともと記憶力が良くないのに
最近は特に物忘れや物覚えがひどくなってきて困っています。
丸山さんの爪の垢でも煎じてもらいますか?(#^.^#)?

<ご本人からの一言>

株式会社レジェンド・アプリケーションズ
COMPANYサービス本部 執行役員本部長 丸山孝行でございます。

前回、紹介の機会を頂いた時は株式会社ワークスソリューションズでした。
これは転職でなく、グループ会社同しの事業統合によりレジェンドに吸収合併
されたためです。弊社の、親会社は ワークスアプリケーションズで
基幹業務のERPベンダーでCOMPANYという製品を提供しています。
ワークスアプリケーションズは、レジェンドの株式会社を100%取得し
ワークスソリューションズと今年の9月に事業統合を実施しま した。

今回は、レジェンド社の紹介とMBA(経営修士)を学ぶために48歳で
大学院に入学した話を中心にさせて頂きます。

レジェンドアプリケーションズは、EC-ONE(イシーワン)社の常務であった
久保努が2005年に起業した会社です。Java に特化しEC関連ソリューションを
主に事業展開しています。中国オフショア会社も保有し日本ではPMOと上流、
中国で開発 とした役割を明確にして開発を推進してます。

今回の合併で約500名体制の会社になり市場セグメントとしては親会社の製品を
利用している約500社の上場企業と中国に進出している日本企業を
セグメントとしています。

最近は、システム開発がコモデティ化の傾向にあります。
ITは、企業にとって電気・ガス・水道のようにライフラインですが
公共事業と異なりIT企業は自由競争の中にあります。
コモディティ化と自由競争、その結果は価格競争が始まり益々利益 率が
上がらない状況になっています。

日本のIT系メーカーの経常利益率は約4%前後の会社が多い事は皆さんも
ご存知だと思います。海外のIT系企業は、20%前後。
この差は、付加価値の違いです。
現在は、多くの日系IT企業は海外ベンダーの代理店になり自社独自の
付加価値が提供で来ていない事が要因です。
これからは、アイデアと実行力でアリがゾウを倒す時代です。

地球規模でビジネスを考えることが出来れば多くのチャンスがあると
確信しています。私自身、SE視点から経営視点に立ち位置を変えた時に
経営のメソッドが不足している事に気づき愕然としました。
この時 に、一念発起し大学院に入学しました。

勿論、仕事もありますので時間的な制約。また、知識詰め込み、記憶重視の
カリキュラムでなく可能な限り即戦力、現実に従ったリアルなカリキュラムを
探した結果、大前研一が学長を務め経営 をしているビジネス・ブレークスルー
大学院大学に入学し経営について3年間学びました。

卒業研究として新規事業のビジネスプランを約1年掛けて完成させました。
卒業するには、大前研一の前でプレゼンテーショ ンし内容を評価され
ビジネスプランとして完成されていれば卒業合格、
ダメなら留年、私も同様に大前研一の目の前でプレゼンテーションした時は
非常に緊張しました、鋭い質問も矢継ぎばやで、
さすが世界に通用するコンサルだなと感じま した。

無事難関を突破し、昨年2010年に無事卒業する事が出来ました。
この経験から、これからの時代は世界に通用するビジネスパーソンが
求められると確信しています。

私の次の目標は、世界に通用するビジネスを立ち上げることです。
皆様には、ご指導、ご鞭撻を頂けると幸いで御座います。
今後とも、何卒宜しくお願い致します。

2)北橋 房枝 / 三井情報         <東京>

転職したわけでもないのに社名変更数回、M&Aの時代ですねえ。
実家から独立以来、ストレスが減ったのか?ストレスが増えたのか?
最近は少しふっくらして、ますます女性らしくなってきました。
話に出ているプリザーブドフラワー、私も作っていただきました。

<ご本人からの一言>

三井情報(株)の北橋房枝です。
この度、11年ぶりの近況報告をさせて頂くことになりました。

2000年夏(頃?)発行された「F+S Flash」Vol.8を読み返すと、
「金融システム部に在籍5年、一貫して金融機関向けパッケージソフトの販売と
サポートを担当しております。」との記載がありますが、実は11年後の現在も、
巡り巡って同じ金融システム事業に携わっています!

ということで、・・・
近況報告の前にF+Sの歴史と共にある私自身の歴史(?)を振り返ってみました。

2000年8月:1995年2月に転職した物産システムインテグレーション(三井物産
 子会社)が「BSI」に社名変更。最初の4年は旧・三井情報開発との協業プロ
 ジェクトとして、同社に常駐、金融機関向けのSI事業に従事。
 ・・・「F+S Flash」Vol.8に初登場!
2001年6月:マーケティング/営業部門に異動、複数の新規事業に携わる。
 (ITバブル〜崩壊の時期、ほとんど目が出ませんでしたが・・・。)
2003年7月:携帯電話コンテンツ制作子会社に出向。
 i-modeを初めとするモバイルインターネットデータサービスが花盛りの
 この時期、20代の若者に混ざって携帯電話コンテンツビジネスの世界を覗く。
2004年1月:親会社に出向、海外にモバイルインターネットデータサービスを
 広めるという通信事業者との共同プロジェクトに参画。オーストラリア、
 イスラエル、ロシア、シンガポール等に出張し、各国でサービスを立ち上げ。
2004年12月:系列会社のアダムネット、ネクストコムと三社合併、
 社名が「ネクストコム」に変わる。
2007年4月:兄弟会社の三井情報開発と合併、社名が「三井情報」に。
2008年3月:親会社での任務を無事終了、出向解除。
2008年4月〜現在:入社時に一緒に仕事をしていた、今や同じ会社の社員となった
 メンバーに迎え入れられ、金融システム事業部門に出戻り、現在に至る。
2009年10月より、外資系生保向け資産運用システムの導入案件で、
 顧客@有明に常駐中。

ほぼ10年ぶりに古巣に戻ってきたら、当時の新入社員が私の上司に!
プロジェクトリーダーも、部長も年下、金融以外経験したことがないという
若手に混ざって、若者のエネルギーを頂きながら、
日々「自分にしかできない何か」を模索しつつ奮戦中です。

趣味は、F+Sに参画後ますます熱が入ったゴルフ(昨年、ようやく100を切り
ました!)と2008年より始めたプリザーブドフラワー(時々友人にも教えて
います)。

F+Sではすっかり古株となりましたが、実はF+Sに人をご紹介したことが
ありません(すみません、西嶋さん!!)。
反対に、F+Sを通じて年代も業種も幅広く多くの方々をご紹介頂いて
素敵な仲間の輪が広がり、私の人生はF+S無しでは語れなくなりました。

ここまで来られたのも、F+Sへの紹介者の西田さん、主催者の西嶋さん、
その他F+Sを通じて出会った大勢の皆様のお蔭と感謝しております。
これからも、モットーは「常に前向きにチャレンジ」、
先輩方の後をついていきたいと思います。引き続きよろしくお願い致します。

3)吉田 奈美 / トランザクト       <東京>

ナミで〜す!(#^.^#)!と、いつも元気な?38歳?
毎日、仕事に遊びに、国内を海外を、飛び歩いています。
そろそろご自分の身体もケアしないと・・・と心配している今日この頃。
本当に「活動的な」パワフルお姉様です。

<ご本人からの一言>

皆様、こんにちは!吉田奈美@トランザクトでございます。
西嶋様はじめとして、F+Sの皆様には、いつも大変お世話になっております。
私が今回この欄に登場するのは、2回目になります。時の経つのは早いもので、
F+Sに参加してから10年近くが経ちました。

この約10年間は光陰矢の如しで、永遠の自称28歳も既に38歳になり(笑)、
ずいぶんと年をとったと思いますが、皆様ご一緒にとても楽しく情報交換を
しながら、飲んで、歌って、ゴルフして、よく学び、よく遊びを謳歌させて
いただいております。
大変素晴らしい機会をいただき、一緒に遊んでくださっている皆様には、
心より感謝しております。

またその間、母が亡くなり、父の病気が更に進行したという家庭内のそれなりに
大きな変化はありましたが、それ以外の私生活も会社も仕事も、
何も変わらなかったということは、残念ながらということになるのか、
良かったのか悪かったのか?実際のところわかりませんが、
元来の丈夫さから、無事に元気に過ごすことができました。
これも皆様からいただくパワーのお陰だと思います。

だから、この10年間は、趣味の「飲む、打つ、買う」も相変わらずで、
毎晩美味しく食事とともにお酒がもれなくついてくるし、
精進重ねている割には少しも上手にならないゴルフも楽しくプレイしています。
また、ついつい見ると買ってしまうお買い物も、最近はネットで手軽に買える
ために増殖中です。物が増えすぎて困っているのが、今の些細な悩みです。

世の中は、リーマンショック、大震災、円高等さまざまな景気の変化や、
節電、原発騒ぎがあり、多くの企業は変化を遂げていらっしゃいます。
しかしながら、弊社の仕事は相も変わらず「基幹システムからのFAXサービス」を
お客様へご提供しております。

弊社のFAXサービスである「TransFax」の送信サービスの仕組みは、
上流基幹システムと連動し、基幹システムで作成したPDF形式の帳票をインターネット
環境を経由してFAX送信するインターネットFAX送信サービスです。
自動FAX実装において従来必要とされてきたFAXサーバ等は一切不要です。
基本的に電子メールを送信する環境・仕組みがあれば、月数千枚規模のFAX送信を
実現することが可能となります。もちろん暗号化対応も可能です。
また、FAX受信のサービスの仕組みは、弊社からお客様専用のFAX番号を提供します。
その該当FAX番号宛に外部からFAXが送信された時、弊社FAXネットワーク内にある
FAXサーバが、このFAX文書を自動的にPDF若しくはTIFF形式に自動的に映像変換して、
FAX文書をお客様に電子メール若しくはFTPでデータ転送します。
通信の暗号化として、SSH、SSL、インターネットVPNに対応可能です。

近頃は「クラウド」という言葉が、IT業界では乱立しておりまして、
弊社としては昔から同じ仕組みなのですが、
「クラウドFAXサービス」として、ちょうど時流に乗ったようにお客様にFAXの
配信、受信のアウトソースのサービスを提供し続けております。

これからもF+Sフォーラムを続けていただき、
末永く皆様と楽しく、元気にご一緒に過ごしたいと思っております。
どうぞお付き合いのほど、宜しくお願いいたします。

┏━━━━━━━━━━━ COFFEE BREAK ━━━━━━━━━━━━━┓
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  ■<メルマガチェック> 生産管理から学ぶ「問題感知の鍵」■
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 『5Sシリーズ(清掃とは点検である)』
 清掃という作業は、機械や型冶具・作業台・床などに付着しているホコリ
 ・ゴミなどをなくし、きれいにすることだが、その作業そのものが点検で
 なければならない。自分の車を洗車した後にタオルで拭き上げ、ワックス
 をかける際に、気が付かなかった汚れや傷を見つけ「何時・何処で・何故」
 という疑問をもつように。
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 『5Sシリーズ(躾は約束事からはじまる)』
 躾という字は「身が美しい」と書く。「身が美しい」というのは、その人
 の立ち居振舞いが美しいということである。躾の基本は相手の立場を考え
 た行動が大切であり、社会人として、組織の中で働く一人として、約束事
 (ルール)を正しく守る習慣づけのことである。整理、整頓、清掃、清潔
 の定着の成否は、躾が出来ているかどうかである。
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   ※和田朋一郎「1分間実践生産」より http://www.isk.ne.jp/
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■=== 【コラム/『経営や歴史の著名人に見るBSC的考察』】 <寄稿>

 〜〜「マツダの低燃費ガソリン車戦略に見るBSC的考察」の巻〜〜

                高橋 義郎 yosiro-t@cb4.so-net.ne.jp
                 高橋マネジメント研究所(TQML)所長

最近の新聞で企業戦略を見ていると、その中で興味を引くのがマツダの低燃費
ガソリン車戦略である。

車の低燃費競争は激しくなる一方の車市場で、「社運をかける」マツダは、
国の新たな燃費基準でガソリン1Lあたり25キロメートル走る小型車「デミオ」
を発表した。燃費はホンダのハイブリッド車(HV)と肩を並べる。
HV車や電気自動車(EV)が注目される中、なぜガソリン車に力を入れ続ける
のか、低燃費ガソリン車を主軸に据える理由は何なのかが、
筆者に興味を持たせた理由である。

マツダの山内社長によると、自動車市場は現在、約6,000万台だが、
いずれ1億台に増えるという。第三者意見を交えても、2020年でHVや
EVが市場を占める割合は5%程度で、残りはエンジンを積むガソリン車が
占める見通しを持っている。

成長をけん引する新興国では、ガソリン車は今よりももっと増えるというのだ。
したがって、構成比の大きなガソリン車で低燃費技術を磨けば、
地球温暖化対策にも貢献でき、そのシナリオに沿って、マツダは15年までに
世界で走るマツダ車の平均燃費を08年対比で平均35%改善する戦略だ。

マツダは『走る歓び』をブランドとして10年間育んできたが、
そのシェアは2%にすぎない。

2%のブランドを輝かせるには、当然ながら「強み」を磨くしかない。
内燃機関のガソリン車が走りを一番表現できる。内燃機関で世界一流になれば、
HVと組み合わせても競争力の高い商品を開発できる。
ひるがえって、EVやHVは電池やモーターなどを積むために重くなる。
そのため、環境技術の一番のカギを握る軽量化課題があってメリットが
大きいわけではないと考えてるようだ。
そして、燃費のみならず、数値で表現できない魅力として、エンジンから体に
伝わる感覚など走る楽しさはガソリン車が提供できる。
モーターだけでは車の差別化が難しくなり、今後は新型車への切り替えに合わせて
車重を100キログラム軽くする計画だ。

燃費改善だけでは面白くない。どんなプラスアルファの価値が加えられるか。
開発チームが導き出した解答は『上質な走り』というコンセプトだった。
助手席に座っていても楽しさを感じさせる車づくり。
運転中、基本動作が切れ目なく滑らかにつながる基本設計。
運転も楽しくなり、ガソリン消費量も減り、助手席の人に気遣った運転を促す
というものを目指すという。

ちなみに、同社の開発責任者によると、ガソリン車で1リットル30kmの
燃費実現を目指したきっかけは、山内社長からの突然の指示だったという。

2009年の東京モーターショーで公約を掲げてしまい、3代目デミオの発売
から4代目の部分改良に向け、一つ一つユーザーの声を掘り下げて改良の中身を
積み上げてきた開発担当者としては、『いいかげんにしてくれ』という気持ちが
最初はあったらしい。それでも、お客様から期待されるなら、期待以上のものを
作り上げようという気持ちに切り替えた。

燃費30%改善の内訳は、新開発エンジンが24%、変速機が2%、車両が4%
だ。エンジンについては、環境の視点をもとに効率をゼロから問い直した。
たとえば、圧縮比を14と世界一の水準に引き上げ、燃料の熱量を効率よく
取り出せるようにした。

世界シェア2%でブランド価値をどう高めるか。
中堅自動車メーカーのマツダがグローバル競争を勝ち抜くうえで、
ガソリン車に磨きをかける戦略は欠かせない。

その戦略ををBSCの「4つの視点」でまとめると
以下のようになるのではないだろうか。読者の意見を待ちたい。

 −−−−−−−−−−−−
<財務の視点>
・グローバル競争での勝ち残りを目指した財務目標の達成
<顧客・社会の視点>
・構成比率の高いガソリン車の低燃費実現による地球温暖化貢献の実現
・『走る歓び』の実現によるブランド価値向上
・シェア2%の位置での輝きのアピールと認知度向
<プロセスの視点>
・HV車との組み合わせでも優位を保てる差別化戦略も視野に
・低燃費で140万円の「デミオ」の開発販売
・次世代環境技術「スカイアクティブ」による新型エンジンの開発
・ガソリン車ならではの楽しさを提供できる車づくり
・エンジンだけで1リットルあたり30kmを達成
・マツダ車の平均燃費30%改善
・開発・生産・購買・部品メーカーの協働作業による車づくりの実現
<学習と成長の視点>
・ガソリン車で低燃費と低価格実現による値引き無し販売計画策定
・『強み』を磨く企業方針と戦略の策定
・ガソリン車の占める構成比率は95%という市場見通し
 −−−−−−−−−−−−

(参考:日本経済新聞/2011年7月31日、日経ビジネス/2011年8月22日、
日経産業新聞/2011年7月1日)

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  こんな時だからこそ明確な戦略の立案とスピード経営が最重要です
    成功の鍵は、中間管理職のマネジメントスタイルの変革です
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■=== 【コラム/『戦略と戦術の違い』】

                   福重 広文  happy@iad.co.jp
                  (株)アイアンドディー 代表取締役
                     http://www.iad.co.jp/

マーケティングと営業の関係を考える時、戦略と戦術の違いをベースに
考えると解り易い。

私の持論であるが、マーケティングは「戦略」であり、営業は「戦術」である。

マーケティングで考えるとき、営業はセミナー、展示会、DM、テレマなどと
同じマーケティングの部品なのである。営業の人に怒られるかも知れないが、
この考え方が、情報を基に戦略を立て戦術としての戦いを実施する米国式、
いや日本以外の世界の姿ではないかと思う。

数年前、韓国の企業の人と仲良くなったことがあり、軍隊と企業の話になったが、
企業に入っても軍隊で「○○部隊何年入隊」で位が上だと会社でも自動的に
上下関係が出来ると話していた。日本以外はほとんど徴兵制度があり、
軍隊の組織には大変慣れていると思う。

軍隊の組織は一番精巧に出来ている。それは命がかかっているからである。
軍隊には戦略を担う部隊、情報を担う部隊、ロジスティックを担う部隊、
戦闘部隊、医療部隊などに分かれている。
一般企業も徴兵制度に慣れた国民はおのずと戦略と戦術が身に染みている。

振り返って、我が国はどうか?

震災も台風被害でもこのような動きが出来ない。
自衛隊も戦略部門がだれか、責任はだれか、わかっているようで不明なので
機動的に展開出来ていない。

ましてや一般企業は戦略と戦術の違い、マーケティングと営業の違いは、
馬耳東風、左から右へと耳の穴を過ぎてしまうのが実情である。
ここの認識を改めないとグローバルでの戦いに勝てない。

さて、マーケティング戦略を効率的に実施するには、何が必要か?
それは、「人」と「IT」である。

当社はその理想的な仕組みとしてクラウド型顧客発掘・育成システムである
「Dr.Marketing」を開発した。

まず、自社の保有する名刺やエクセルデータなどをきちんと統合し、
一元管理できるようにする。
そして、自社がターゲットとする売上x業種の企業データを購入し、
上記の自社整備データと照合する。
そのことで攻めている会社や攻めていない会社が明確になる。

次には、DM、テレマ、セミナーなどをどんどん実施して履歴を取る。
この履歴は簡単に「Dr.Marketing」に登録出来、マーケティングや営業担当者は
履歴を見ながらナーチャリングコール(顧客育成)が可能となる。

さらに弊社では「Dr.Sales」というSFAを開発中であり、
半年以内に「Dr.Marketing」と連動する予定である。

この連動により、営業が受注した案件がどのマーケティング活動から発生したか、
見える化でき、マーケティング活動の費用対効果や最適化が簡単に出来るようになる。

当社はこれらのクラウド型システムと周辺サービスを
代理店として活動して頂く企業を本格的に募集を開始した。

代理店には2種類あり、紹介代理店と販売代理店だ。

紹介代理店は、単に紹介して頂くだけで、営業活動などすべて当社で実施する。
成約したら1年間、売上の10%をお支払いする。

販売代理店は、受注や周辺サービスもエンドユーザに支援して頂く。
IT企業で新しいクラウド型の商材をお探しの会社に最適なビジネスモデルと
考えている。こちらはエンドユーザが利用を継続する間、20%をお支払いする。
また、周辺サービス(テレセールス)などは、当社の価格にONして販売して
頂いても良いという好条件だ。

ついでに話すとアメリカ製の有名なSFAは代理店になっても殆ど儲からない
と言われているが、当社の場合、最初から利益がでる仕組みとしている。
このような代理店制度にご興味がある方、ぜいご一報頂きたい。

最後は宣伝になってしまったが、「戦略」と「戦術」を上手く組み合わせられなければ
結果としての売上や利益に繋がらない、と言いたかったのである。

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  ステークホルダーとの関係を意識したバランスのとれた自分流の
   仕事スタイルを発見し、仕事のパフォーマンスアップを目指します   
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       2011年11月7日(月)10:00〜18:00 <413249>
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  社)日本情報システム・ユーザー協会(JUAS) http://www.juas.or.jp/
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■=== 【コラム/『今こそ大切な「スピード」』】

                        西嶋 陽一/TRU
                     ynishijima@TRU-Solutions.jp

最近、多くの企業や組織を見るにつけ思うことがある。
それは、意思決定から行動に至る「スピード」の欠如だ。

震災対応や原発対応への政府や東電に代表されており、
1)将来へのビジョンの欠如
2)優先順位付けへのコンセプトの欠如
3)意思決定への現場感覚の欠如
等々が原因だと考える。

組織として何かを実践するとき、組織において実質の実施推進者となる社員が
理解&納得できる内容と仕組みを持たず、やってもやらなくても許されてしまう
「おざなり主義」=無責任がまかり通ってしまっているケースが多い。

コレを「優しさ」と勘違いしている経営者もいる。
「厳しさ」こそが「優しさ」に通じることも多いことを忘れている。
「サラリーマン経営者」=優等生経営者が多いことが原因かもしれない。

★今こそ必要な「風土変革」

若手の中に「管理職になりたくない」人が増えていることを嘆く声は多い。
しかし、管理職がどんな役割を担っているのか、何が求められるかを
明確に言える人は多くない。
それどころか「人事が主催した研修を受けたが、よけい混乱した」という
声すら聞こえる。会社は十分理解してやっているのだろうか。

人財育成にリソースを配分していない。
コンセプトや長期戦略無しの、それも技術偏重の研修実施が多すぎる。
思いつき研修ではリソースの無駄使いである。

「バブル経済」や「ゆとり教育」で育った若手人財を育てられなかった「団塊世代」が
リタイヤした今、新しい価値感への「風土変革」が必要なときだろう。

研修等で多くの若者(特に30代)と接していて感じるのは、
1)基本的に「団塊世代」の当時よりも有能である
2)やる気は持っているが自ら望んで新しいことに立ち向かわない
3)やらされている業務が部分的で役割が明確である(全体志向の欠如)
4)成功しない失敗しない(達成感無し)
が共通にいえることである。

私の経験から言って、「自ら新しいことに挑戦せよ!」といわれても
若手はどうして良いか分からない。昔々の高度成長時代は、そんなことを
言ってるヒマはなく成すべきことがドンドン降ってきた。

だが、今はそうはいかない。

★「失敗」を活かせ!

「失敗をさせる」(もちろん成功が望ましいわけだが、多くのチャレンジをすれば
失敗も増えるのは当然)ことが少なすぎるのが最大の原因と考える。
一般的な「優等生」よりも「過去に失敗経験を持つ人財」を登用したほうが、
経験を生かして活躍してもらえるはずだ。

そのためには、
1)可能な限り多くの挑戦機会の創出
2)権限委譲(ヒト・モノ・カネのリソースの供与)
3)信賞必罰の実践
4)敗者復活への制度と実践
が重要であろう。

昔は「向こう傷の一つや二つは持つべき」といわれた財閥グループもあった。
今こそ、この精神を「風土変革」の基本コンセプトに加えるべきではないだろうか?
もちろん、最も重要なのは!!!「スピード」!!!

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  問題の発見&整理から課題抽出への紐付け、解決への実行計画策定
   PDCAまでの全体の流れを学習していただく一日コースです
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  問題は、目的と解決・改善への意志のあるところでのみ課題となる
  ★☆★ 「発想力を磨く!問題感知・課題発見力強化」研修 ★☆★
         2012年2月14日(火)10:00〜18:00
  http://www.juas.or.jp/seminar-event/open_seminar/
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 発想力(新しい視点で物事をとらえるアイディアを生み出す力)を養い、
 課題発見力(何をすべきかの本質を見極める力)と課題解決力を磨きます
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■=== 【F+S Forum/開催日程】

 ★☆★ 名古屋&大阪の新規メンバーを是非ともご紹介ください ★☆★

◆開催予定:  <最新日程はHPでご確認ください>

 東 京【第156回】10月19日(水)@恵比寿「リストランテ ベリータ」
 東 京【第157回】12月 7日(水)@赤坂「シャングリラ」

 広 島【第21回】 10月7日(金)〜8日(土)@銀山町「アンティーク」
                    ゴルフは「鷹の巣ゴルフクラブ」

 名古屋【第36回】 10月27日(木)@栄「club Adoriana」 (予定)
 大 阪【第54回】 10月28日(金)@梅田「エスカイヤOSビル」

 福 岡【第34回】 ?月??日(?)@未定

★特別企画:秋の青森、本州最北端コースでプレイ「夏泊ゴルフリンクス」

 日程:2011年10月2日(日)〜3日(月) <がんばれ!東北!ツアー>
 場所:青森「夏泊ゴルフリンクス」 http://www.natsudomari-gl.co.jp/

 スコットランドの気候風土に酷似した北緯41度のシーサイドに位置した
 本州最北端のゴルフ場でプレイ&スコットランド風ロッジで宿泊も。
 天然温泉「夏泊温泉」もあります。

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       http://www.TRU-Solutions.jp/F+S_Forum.htm
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編集後記: 最近コラムを書くようになったら、編集後記に書くことが無くな
った!?アレを書こうとかコレを書こうとか、思うことはあるのですが、暫く
すると何を書こうと思ったのかを忘れてしまいます。書き出してもスグに行き
詰まってしまいます。文章が泉のように湧き出てくる人を何人か知っています。
下書きも無しで起承転結もしっかりした文章が書ける。素晴らしい能力である。
私などは、構想に数週間かけ、書き直し&改訂数回でようやく短い文章が完成
する。この差は一体何なのだろうか?さて、ようやく秋も本格的になってきま
したね。いよいよ食欲の秋、スポーツの秋です。病気のせいでスポーツができ
ない私にとって、涼しくなると楽しみなのが温泉です。福島の温泉が風評被害
でお客様が少ないようなので、行ってみようかと考えている今日この頃です。

★福島の温泉★ (私の好きな高湯温泉。硫黄の香りの強い白濁の湯です。)
 ・福島温泉協会: http://www.fukushimaonsen.com/
 ・東北の温泉:  http://www.tamezon.net/onsen/i_fukusima.html
 ・福島温泉.com: http://www.f-onsen.com/

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