F+S Flash
(Vol.45)

   

============================= CONTENTS =============================

【F+Sメンバー紹介/第39弾】
   高信 勝二/FST、矢野島 一実/リコ−テクノシステムズ
【コラム/「テレマーケティング」は有効か?】    <寄稿>
   何事も使い方しだい、賢く導入すれば効果は上がる    加藤 恭子
【コラム/「県民性におけるBSC的考察<No.2>」】 <寄稿>
   〜〜埼玉県の巻〜〜         高橋 義郎/日本フィリップス
【コラム/「ネットワークのダウンタイムを圧縮するには」】 <寄稿>
   トラブルの多くは単純なモノ 村上 浩幸/ネット・チャート・ジャパン
【セミナー/BSCフォーラム「第2回定例セミナー」のお知らせ】
   都立豊島病院+リコー <ユーザ事例発表>      9月2日(火)
【セミナー/アクシスソフト「新IT化戦略セミナー」のお知らせ】
   「Web技術活用によるビジネス・パフォーマンスの追求」 9月3日(水)
【セミナー/ピボタル「CRMセミナー」のお知らせ】 
   「中堅企業を強くする業務改革セミナー」       9月5日(金)
【セミナー/JUAS「情報化月間記念講演会」のお知らせ】
   「戦略的情報化のためのIT投資促進税制有効活用術」10月1日(水)
【人材募集】 求職・転職についてもお気軽にご相談ください。
  JSS、アステム、日本カルチャーソフトサービス、TMAX
【F+S Forum/開催予定】
  東 京:【第77回】8月27日(水)@六本木センチュリーコート
  名古屋:【第 8回】8月29日(金)@名駅エスカイヤ+翌日GOLF
  9月以降の開催がまだ決まっていません。最新日程はHPで確認ください
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■=== 【F+Sメンバー紹介/第39弾】

1)高信 勝二/FST

今年は皆勤賞へ邁進中の高信さんです。
あまり私はお話できていないのですがたいへん真摯で真面目な方と
お見受けしています。(まさか、まるで逆ということは・・・???)

 <ご本人からの一言>  nob@fst.co.jp

エフエスティの高信(たかのぶ)と申します。
オープン系ソフトの受託開発を承っております。

東京は文京区生まれの板橋区育ち、高校卒とともに一人暮らしを始めました。
住まいは豊島区近辺を転々とした後、国立市に9年、中野に移って7年です。
昭和38年12月生まれ(まもなく40歳)、今年の11月には2児の親です。
   親バカはHPはこちらをご覧あれ ==> http://www.fst.co.jp/~nob/

職業は、配達、魚屋、スーパー、清掃、本屋、鮨屋、製版、編集、etc...
今で言うところのフリーターですかね、様々な職業を経験しました。
20〜22歳までの2年間だけ正社員と呼ばれる立場で働きました。
今思うと、この間に覚えた事が現在の仕事の土台になっている気がします。
それは当時としては希少なオープン系コンピュータの受託開発でした。

最初は書類の整理や、データ入力をしながら、片手間にゲームのプログラムを
作ったりして遊んでいました。出来栄えがよかったゲームは、客先への納品の
際に'おまけです遊んで下さい'といってメニューへ組込んだりして好き放題に
していました。当時は環境が整ってなかったので機種毎に異なるOSやメモリ、
周辺機器BIOSコール等、今では知らずに済む事に詳しくなければなりません。
しかし本格的なプログラミングが身に付く頃には、開発よりユーザーとの交渉
が仕事の主体となってしまい、なにか違うと思って辞めてしまいました。
そして昼夜逆転のフリーター生活に戻ります。
その後もスポットで開発の依頼があると自宅のパソコンで納期間際、ぎりぎり
セーフの納品をさせて貰っていました。直前まで遊んでいるからなのですが。

さて、何故現在の会社(エフエスティ)を創立するに至ったのかを説明します。
今から10年前、上記会社と契約していたF氏、同社の社員のS氏、そして私
(T)が某商社系ベンダーのシステムを一緒に開発する事になりました。
しかもシステムの中核部分を任され、意気揚々と取り組んでいました。
ですが幾ら中核とはいえ、3人への要求レベルが同じグループの方々より妙に
高い感じがしてなりません。ある日、現場責任者と話す機会があったので確認
したら、想像以上に高い金額で契約していた事に驚き!
それなら自分ら直に契約してもらおうと、3人で会社を作ってしまいました。

設立から暫く、私は開発をメインとしていたのですが、社員が20名を超えた
2年ほど前から、私も営業せざるを得なくなりました。
個人的な人脈が少ない事もあり、新規開拓の方法として Webで社員を募集して
いる会社宛にメールで打診をとり、挨拶にまわりました。
その折、イー・ベンチャーサポートの菅原さんと出会い、何度かお話する中で
F+Sを紹介頂きました。おかげさまで以降、数社と取引を頂いております。
皆様、今後とも宜しくお願い致します。

2)矢野島 一実/リコ−テクノシステムズ

まだ若い(そうでもないか?)のに色んな経験をお持ちです。
文中にもありますがお客様視点が重点の営業姿勢でたいへん共感を覚えます。
今年は皆勤だったのに今回は欠席か???

 <ご本人からの一言>  kyanoshi1@r-ts.co.jp

リコ−テクノシステムズ株式会社の矢野島 一実と申します。
いつもF+S、大変楽しみに参加させて頂いております。

昨年から参加させて頂き、一部の方々とは、親密なお付合いを頂いております
が、今回このような機会を頂き、自己紹介させて頂きたく存じます。

本来ならば、
《皆々様には、日頃リコ−製品をお取り扱い頂き大変有り難うございます。》
と挨拶させて頂くくらいリコ−というとCOPY・FAX・プリンタ−と言った
OA機器の印象が強いと思いますが、小職は、入社以来、システム畑一筋であり、
自社製品をほとんど知らない環境に育ってます。
(お客様にお宅のCOPYでしょ?チョット見てと言われても、どこの製品ですか?
知りませんと話して、お叱りを受けた事も多々有ります。)

会社の紹介をしますと、リコ−テクノシステムズ株式会社は
リコ−の関連会社でありますが、事業内容は、以下の4本柱になっており、
 1.システムインテゲレ−ション事業
 2.ネットワ−クインテグレ−ション事業.
 3.メンテナンス事業
 4.ドキュメントソリュ−ション事業
小職は、1.のシステムインテグレ−ション事業に所属しております。
皆様も経験していると思いますが、元々は4事業を含めて、幾つかの企業が
合併し、現在では、従業員 6,500名位 300拠点位の企業になっております。

会社紹介はこれくらいにして、最近思う事があります。
(色々意見がある方がいらっしゃると思いますので、今後ご指導頂ければと
思います。)

最近、ITに関わる企業に属しながら、今の仕事のやりがいや目標は?と
問いかけられて、答えに詰まる事がありました。
F+Sの集まりに参加されている人たちは、モチベ−ションも高く、個人的な
目標も明確になっている方が多いと思われますが、小職自身10数年間仕事を
してきて、ふと忘れかけている事に気づきました。

会社管理指標(数字)の達成?個人の所得? 会社における地位?それとも
社会貢献?最近は、良い人になりたい?と言う方もおりましたが・・・・・・

最近特に、この業界にいると全てが売り手(ERPベンダ−・コンサル企業
・SIer?)の論理が優先しており、導入を検討されているお客様や利用して
いるお客様の期待や効果を本当に貢献しているのか?と考えさせられる事が多く
なりました。(特に新しいお客様に出会えば、必ずと言って不満が出る)

10年ぶりにお客様の経営者からご連絡があり、「最近は親身になって、一緒に
やってくれるベンダ−や担当がいなくなった。チョット相談に乗ってくれる?」
と言うような連絡を受け、自分自身は、うれしい反面、時代の変化か?世の中の
ご時世か?などの話しました。他にも色々な方と話をし、ベンダ−は「顧客を
狩場として見てなく、何かと言うと直ぐにお金と言う」など、自分の属している
業界が何か大きな変化(競合激化・外資の参入・世代交代・コンプライアンス・
・・)により、変質してしまっている部分があると感じております。

業務を知らないSIがシステム面から自分本位でシステムの青写真を描き
開発し、動かせないシステムを構築したり、経営を知らないコンサルタントが
肩書きの能書きで経営者を答弁し、膨大なコンサル費を稼いでいたり、
プロダクトの優位性のみでお客様に導入して頂き、売上が立てば「あとはお客様
の責任です」と言う営業。

IT業界は、一時期成熟産業でありと言った事を話す人たちがおりますが、
本当にそうでしょうか?

技術的には、目まぐるしい進歩を遂げ発展してる業界ではありますが、
その利用技術や活用貢献を含めて評価すればとてもそのような状態には無い
ように感じます。その為IT投資額は、国際的2位と言われながら活用度は
20位になり本当に国際競争力が衰退し、経済が不況に有るのも、この業界が
未成熟の為、非効率的な要素が結果招いている事に原因である?と言われる
方もいらしゃいました。(本当は言いすぎな事は理解しているが・・・)

話がそれてきましたが、自分自身は、実は、この業界にいて、仕事の目標を
お客様から評価される事・お客様に貢献する事・・・と思っております。
お客様への貢献にて評価して頂き、最終的には日本の経済発展?
(大き過ぎますね。業界の変わり者かも知れませんが・・・・)

最後に、人との付き合いは大好き(特に、夜)で、いろいろ知らない世界に
挑戦していきたいと思います。

上記も含めて異論・反論・その他・遊びの話をして行きればと思いますので、
何か有ればメ−ルでも頂ければと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。


■=== 【コラム/「テレマーケティング」は有効か?】 <寄稿>

  電話を使った販促活動=テレマーケティングについて

                                      加藤 恭子  cxp03466@nifty.ne.jp

今回はテレマ=テレマーケティング(テレセールス)について書いてみたい。

テレマの定義もいろいろあると思うが、本稿では、販売促進などのために
電話をかけるアウトバウンドについて書いていきたい。

テレマというと、自宅にかかってくる屋根瓦や墓地のセールス電話が真っ先に
頭に浮かびそうだが、B2Bの場合は、若干趣が異なる。北米では国土が広いとう
地理的条件から、毎回出張していては経費がばかにならないので、まずは電話で
感触を確かめてからという理由でかなり普及しているようだ。地理的な条件は
違うが、やり方によっては日本でも有効に活用のできる手法であると思う。

これを書きたいと思ったのは、某企業の某部長に「加藤さん、うちは製品に
詳しい営業マンが直接電話をかけるんです。そうすれば、質問にもすぐ答えられ
るでしょう?外部の業者(=アウトソーサー)では、いくらシナリオを作っても
こうはいきませんよ。しかもお金がかかるし」といわれたからである。

これを読んで、この部長がまだテレマをやったことがないのは明白だと感じた
人は、テレマの経験者といえるだろう。

・下記が基本的なテレマの流れである。

1.電話をかけるリストの準備(自社製品が強くアピールする業種、業態、企業
 規模などに応じて絞り込む。リストのイメージさえ決めれば後は外部業者と
 相談で準備していくこともできる。また既存ユーザーへのサポート契約に
 関する勧誘であればすでにリストは社内にあり、リスト準備の手間はさほど
 かからない)

2.テレマ業者の選定(数多くの企業があるが、そのレベルやサービス内容は
 大幅に異なるので複数と打ち合わせる必要がある。営業時だけ威勢がよく、
 報告内容がおざなりな業者もあると聞いたことがあるので報告時のフォー
 マットや頻度も事前確認が必要である。顧客情報を外部業者に扱わせる場合は
 、NDAの締結も必須だ。新聞報道にあったように某コンビニの顧客情報の流出
 は某著名SIerの社員が原因だという。顧客情報の流出には最大限の策を講じて
 防いでおきたい)

3.業者との打ち合わせ、スクリプトの作成(電話を受けた人に支持される
 スクリプトの内容が求められる。よい印象を与えれば、キーパーソンにつなが
 らなかった電話も活きてくる)

4.業者の1次コール2次コールにてQualifyを行い、社内の直販営業部門、
 販売代理店に内容を引き継ぐ。内容に応じて訪問する、セミナーに呼ぶ、
 資料を送るなどの対応を事前に決めておき、迅速に対応する。

話をこの部長に戻そう。

この部長の言っていることはある意味でとても正しい。
確かに製品に詳しくない人から電話が来るよりも、詳しい人からの電話のほうが
効果的に決まっている。

しかしながら、かけた電話がキーパーソン(=製品導入の決定権者)にすぐに
つないでもらえるとは限らないのである。また、その決定権者が、自社製品に
興味を持ってくれる保証はない。

そのような初期段階で、優秀な営業マンを電話に張り付かせていたら、これこそ
人件費の無駄になってしまいそうだ。また、シナリオに基づいて電話をかけ続ける
作業はことのほかストレスがたまる。電話の大声は、周りにいる他の人の業務にも
支障をきたすし、かけている人は毎回冷たく切られるのが続くと機嫌が悪くなり、
他の業務にも影響する。(10回のうち9回は冷たく切られると思ったほうがいい)
インカムもないので、不自然な姿勢で受話器を耳に当て続けて疲労してしまう。

よって、これらの部分は、プロ(=アウトソーサー)に任せるほうが効率的だ。
料金体系は企業によりまちまちだが、受け手のアポが取れた場合にのみ費用を請求
される、成功報酬制もある。しかしながら業者によっては、何でもかんでもアポを
とってしまうケースもあるので、事前に詳細についての打ち合わせが必要である。

もちろん社内でテレマ専門の営業部隊(=インサイドセールス)を抱えるだけの
体力があれば社内で対応するのもよいのだが、普段は外出している営業担当者に
いちから電話をさせる方法は上記のような理由からも好ましくない気がする。

日本でテレマは馴染まない。B2Bにテレマは向かない。という人も多くいるが、
大手企業のサポートセンターのインバウンドビジネスだけでなく、アウトバウンド
のテレマ業者もそこそこに繁栄している。専用ソフトも多く出回っている。
そんなわけでテレマという分野に引き続き目を向けている次第だ。

もし読者の皆様で、具体的なスクリプトの作成方法、業者の名前、評判等について
ご興味をお持ちの人がおり、なおかつ西嶋さんからのご許可がいただければ第2回
を書かせていただきたいと思う。
                  加藤 恭子

 筆者:青山学院大学院 国際政治経済学研究科 修了(修士)。
    アスキー、外資系ソフトウェアベンダー等を経て、2003年6月まで
    約3年間は日本ピボタル社 マーケティングマネジャー。
    現在充電中&企業のマーケティング支援アドバイスを行っている。

■=== 【コラム/「県民性におけるBSC的考察<No.2>」】  <寄稿>

                    高橋 義郎/日本フィリップス
                    yoshiro.takahashi@philips.com
    〜〜埼玉県の巻〜〜

私事で恐縮だが、私が住んでいるのは埼玉県の川口市である。
昔から鋳物の町で知られているが、昨今は鋳物工場の数もめっきり減って少なく
なり、吉永小百合のデビュー作となった映画のタイトルにもなったキューポラと
いう溶鉱炉の煙突のようなものも数えるほどになってきた。

鋳物工場は広い敷地が必要だったため、その跡地には高層のマンション群が
立ち並び、東京のベッドタウンとしての様相を日々強めている。
私はこの街で生まれ育った一人だが、祖父や父親もずっと川口に住み続いてきた
ことを思えば、「江戸っ子」ならず「川口っ子」と言っても良いのかもしれないが、

どうも「江戸っ子」というほどのブランド価値はなさそうである。

いずれにしても、川口というのは、埼玉というよりは東京の衛生都市と言った方が
ふさわしいのが現状である。そのような理由で、今回は「埼玉県」の県民性に
ついてBSC的考察をはじめてみることにする。

ところで、埼玉県出身の有名人というと、ゴルフの樋口久子、作家の森村誠一、
ニュースキャスターの久米宏、タレントの所ジョージや大場久美子、俳優の
萩原健一、そして明治の実業界を代表する渋沢栄一、などである。これらの
顔ぶれから、埼玉県民性というものが少しでも垣間見ることができれば大した
ものである。

埼玉は「サツマイモ」に似ているとよく言われる。県の形が似ているし、
なによりもあまりはっきりしない味が埼玉的だという意味である。「非常に
素朴で泥臭いが、誰からも嫌われない」というサツマイモの味はそのまま、
埼玉の県民性を表現する言葉となりそうだ。つまり、県民自身によって指摘
されている特色は、平凡でアッサリしていること。よく言えばおっとり、悪く
言えば押しの強さがないということになる。また「特徴のないところが特徴
である」という人もいるが、案外当たっているのかもしれない。サツマイモの
イメージの延長に「だ埼玉」というタモリが流行らせた、垢抜けしない埼玉県
への若者用語が位置付けられている感じがする。

埼玉県民性は地理的条件からも形成されている。東京にあまりにも近いため
埼玉都民と呼ばれる理由もそのひとつである。ここでの大きな特色は台地や
低地が全体の三分の二をも占める、いわば平坦性であると地理学者の新井寿郎
は指摘する。そのために埼玉は江戸が大都市となって以来、その後背地として
開発が進み、産業や文化の面でも江戸との関係が深くなったのだが、そのため
にここ独自の特色が何も作られることなく、現在に至っているとも言える。
そして中心都市がない県という事情も絡み合って、それが余計に埼玉の印象を
薄めているともいえる。その解決策として合併により誕生した「さいたま市」
なのではないか。

かつて、NHK関係組織が実施した県民意識調査で「あなたは自分の県が
好きですか」という問いに対して「はい」の答えは全国最低であったという。
この意識調査の意味を前述した事実を通じて考えるに、今後の埼玉県のとる
べき方向性が見えてくる思いがする。すなわち、目指すべきビジョンは
「満足感を共有できる特徴のある住みやすい地域」であり、それを実現する
ための財源確保、顧客である県住民へのイメージ改善とその行動とアピール、
東京と異なる独自の文化を持ち中心機能のはっきりした街づくりと満足感の
高いサービス提供のプロセス、ビジョン実現を目指した方向性や新たな
県民意識の育成、などの取組みの成り立ちが描かれてくるのではないか。
これをバランス・スコアカードの4つの視点に表すと次のようになると思うが、
いかがであろうか。

《ビジョン》
  満足感を共有でき、県民に受け入れられる個性、特徴、サービスを
  兼ね備えた、若々しく住みやすい地域づくりの実現を目指す。
<財務の視点>
 ・ビジョン実現への財政予算確保
<顧客の視点>
 ・県が提供するサービスの住民満足度の最大化
 ・県に対する外部イメージの改善度
 ・県の持つ独自性に対する住民の認識度
<プロセスの視点>
 ・住民へのサービス改善プログラムの実施率
 ・県の独自性やイメージ改善へのプログラムの実施率
 ・県民意識共有化プログラムの実施率
<学習と成長の視点>
 ・住民重視の意識浸透度の向上
 ・県民意識の把握・分析・改善への学習
 ・住民の意見・要望・満足度の把握・分析・改善への学習
 ・県に対する外部イメージの把握・分析・改善への学習

                    次回は、宮城県・・・つづく

(参考・引用:「県民性の人間学」新潮OH文庫、祖父江孝男著)

==========<おまけ>==========

高橋さんに負けず、私も考えてみました。

  <<<< 大阪人の「心意気」BSC的考察 >>>>

<財務の視点>
 ・「もうかりまっか?」、CSF=「ボチボチでんなあ」と常に自分を戒める
<顧客の視点>
 ・「これ、なんぼになる?」、CSF=「清水の舞台から飛び降りる」ことが多い
 ・「損して得を取れ」、CSF=「虎穴に入らずんば虎児を得ず」要するにGive&Take
<プロセスの視点>
 ・「大阪人、二人寄れば漫才師」、CSF=「何事もボケと突っ込み」が重要です
 ・「ガメツク儲けてパッと使う」、CSF=「人を見る目とタイミング」が戦略です
<学習と成長の視点>
 ・この視点があれば「阪神ファン」は続けられない、CSF=「?につける薬ナシ」
  学習する暇あったら、次のオモロイことを考とります。ホンマニ!

これで、大阪人をご理解いただけたでしょう。  作:西嶋陽一/TRU

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■=== 【コラム/「ネットワークのダウンタイムを圧縮するには」】<寄稿>

                村上 浩幸/ネット・チャート・ジャパン
				      murakami@ncj.co.jp
1.背景

昨今企業にとってネットワークはなくてはならないものであり、それを管理
することはその企業の今後を左右する重要な課題となってきています。エンド
ユーザも成長しネットワークを使いこなせるようになってくると、考えられ
ないスピードでネットワークは成長し始め、それに伴ってネットワーク配線も
日々増加し始めます。

こうした中、複雑化した配線の接続トラブルを切り分けるために情報ラック内
にパッチパネルを利用した配線システムの導入が進んでいます。パッチパネル
を導入することにより、オフィスレイアウトの変更などの場合には、パッチ
パネル側の切り替えだけで、レイアウト変更が簡単に出来ます。

しかしながら、構築した当初はきれいに情報ラックの中で配線されていた
パッチケーブルも、ネットワークと企業の成長とともに、どのケーブルが
どこに接続されているのか分からなくなり、逆にトラブルの早期解決を逆に
妨げることになってしまっているという情報システム担当者の悩みを
よく耳にします。

企業内ネットワークの構築において、いかに安く配線工事を行うか、あるいは
どこのメーカの工事部材・ネットワーク機器を採用するかで施工業者や
機器メーカを決めることではありません。システムのダウンタイムなど
運用後の目に見えないコストまで考慮したネットワークの構築設計に注力する
ことが必要になってきています。それを裏付けるかのように、部材メーカなど
からさまざまな「配線管理システム」が発売されています。

2.求められている機能

 ・物理層(※)レベルでの接続状況をリアルタイムでスキャンし、
  最新の接続状況をネットワーク上の端末で監視できること。
  (※OSI基本参照モデルの第1層(最下位層)の名称)
 ・不正なパッチ掛け作業に対して管理者に警告を通報すること。
 ・遠隔地など拠点の管理が可能なこと。
 ・専門の知識や専門のソフトウェアを導入することなく
  シンプルなシステムであること。
 ・電話の回線等も収容、管理できること。
 ・作業者が特別な工具を用いずにケーブルを作成できること。
  システムに使用するケーブルは通常現場で作成できるものが望ましい。
  
企業の運用管理者は、できるだけ安価、かつ容易な方法で実現できる
配線管理システムを望んでいるのです。

3.ご紹介

ネット・チャート・ジャパン株式会社(以下、NCJ)は長年培ってきた
配線ノウハウと多くのユーザからの要望を取り入れ、簡単で、安く、導入できる
配線管理ステム「PATCH」の販売を開始しました。

<特徴>
 ・パネル部(IPP)と制御部(IPC)だけのシンプルな構成
 ・ネットワーク上のPCのWebブラウザで最新状況を確認可能
 ・接続が変更されたときには管理者へ変更を通知
 ・低価格
 ・従来から使用しているパッチケーブル(8芯)を使用

 その他の主な仕様等はNCJホームページをご覧ください。
          (http://www.ncj.co.jp)

特に注目したいのは価格です。
IPPは他メーカのパッチパネルとほぼ同等、IPCは20万円台に
それぞれ設定されています。特別なシステムとしてではなくもっと手軽に
導入していただきたいからです。

「PATCH」の導入は新規で配線工事を行う場合だけでなく既存配線への
導入も可能です。設計・配線工事会社だから現在のユーザ環境調査から
工事積算、提案まで一貫して行うことができるのです。
(現在、リプレースキャンペーンとして特別価格で提供中)

また当社はインフラに特化するという企業ポリシーから「PATCH」のほか、
機器の稼働環境監視のためのシステム「SCORPION−RM」、
ファシリティーマネージメントソフト「ObjectScope」の提案、
販売も含めてネットワーク構築工事の設計、施工、メンテナンスを行っています。
実機を使ったデモ(出張サービス)なども行っています。
自社での採用やお客様への提案などをご検討の際には、ぜひ一度お声掛けを
お願い申し上げます。

■=== 【セミナー/BSCフォーラム「第2回定例セミナー」のお知らせ】

日時:2003年9月2日(火)13:30〜17:00

会場:品川区立総合区民会館「きゅりあん」 (JR大井町駅徒歩3分)
   http://www.shinagawa-culture.or.jp/curian/

費用:<フェーズ3>会員
     ・個人A		5,000円/人
     ・個人B			無料
     ・法人/協賛:5名まで		無料
	       追加参加の場合	5,000円/人
   非会員(一般)     10,000円/人

交流会:セミナー終了後、17:10〜20:00
	交流会参加費用は、別途実費負担(4,000円)となります。

申込: http://www.bsc-forum.jp/forum/app/moushikomi_event.html 
    の空欄をご入力の上、送信して下さい。

<プログラム>

・「バランスト・スコアカードによる病院マネジメント」
 〜都立豊島病院看護部門における導入事例〜
 東京都老人医療センター 免疫輸血科医長 熊川寿郎氏

・「リコーにおけるお役立ちの実践」
 株式会社リコー 販売事業本部 審議役 兼 CSM本部 審議役 田村均氏

・「パネルディスカッション」
 パネラー: 上記、基調講演者のお二人
 コーディネーター:  ITコーディネータ 芝村礼子氏

※本セミナー詳細および会員登録に関するご質問・お問い合わせは
 BSCフォーラム事務局まで ⇒ seminar@BSC-Forum.jp

■=== 【セミナー/「新IT化戦略セミナー」のお知らせ】

                                        アクシスソフト株式会社
                      代表取締役会長  大塚 裕章

  「Web技術活用によるビジネス・パフォーマンスの追求」

来たる9月3日(水)の社団法人日本オフィスオートメーション協会主催の
新IT化戦略セミナーにて、ビジネス・パフォーマンス向上を主題として、
当社「Biz/Browser」導入ユーザである大成建設様および東京海上様のシステム
導入構 築導入事例ご講演をしていただくことと相成りました。

システム構築の現場で、今まさに求められているミッションクリティカル
システムのBPI推進に伴うWeb化の実際と、その課題点、成果をユーザ
企業様の観点からをお話いただけるまたとない機会となっておりますので、
是非ご参加いただきますようお願い致します。

セミナー詳細および参加申込につきましては、
http://www.jioa.or.jp/event/conference/webmaster/99master/new_it_semina.htm
からお願い申し上げます。

開催: 2003年9月3日(水)13:30〜
    虎ノ門パストラル新館4階「プリムローズ」
     http://www.pastoral.or.jp/access/

費用: 一般10,000円(税抜、日本OA協会会員/BPIA協議会会員 8,000円)

<プログラム>

・「ITの進展によるビジネス・パフォーマンス革新の展望」
      国際大学 教授 中島洋氏

・「大成建設におけるEIPをベースとしたWeb化の考え方と構築の実際」
      大成建設 社長室情報企画部長 木内里美氏

・「東京海上火災保険におけるWeb技術活用による代理店サービスの新展開」
      東京海上火災保険 IT企画部 次長 伊藤靖宏氏

・「基幹業務のWeb化を可能にする最新Web技術動向」
      アクシスソフト 取締役副社長 片貝孝夫

■=== 【セミナー/『ピボタル』CRMセミナーのお知らせ】 

         ピボタルCRMだからこそできる
       「中堅企業を強くする業務改革セミナー」

日時: 2003年9月5日(金)13:30〜17:00 ※13:00受付開始

共催: 日本ピボタル、リコー、カナダ大使館

会場: カナダ大使館(地下鉄銀座線・半蔵門線・大江戸線:青山一丁目駅)

費用: 無料

概要: ビジネスの重要課題<顧客満足度の向上>を支援するCRM

その仕組みを活かし、社内の業務改革が実現できることをご存知でしょうか。
今回、すでに自社の業務改革を実現したリコーが、そのノウハウを活かした
中堅企業を強くする全社的業務改革術
【透過的に社内を見渡すためのピボタルCRM活用】をご紹介します。
ぜひご参加ください。

セミナー詳細および参加申込==> http://www.peak-1.co.jp/pivotal/
お問い合わせ:info@pivotal.co.jp

■=== 【セミナー/JUAS「情報化月間記念講演会」のお知らせ】

    2003年度 情報化月間記念講演会のご案内

テーマ:「戦略的情報化推進のためのIT投資促進税制有効活用術」

日時: 2003年10月1日(水)10:00〜12:00

場所: 東京全日空ホテル 地下一階グローリー

費用: 無料

<プログラム>

・「IT投資促進税制概要説明」
   経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課 課長補佐 河野太志様

・「IT投資促進税制利活用のポイントと留意点」
   中小企業IT化支援協会 常任理事 上川真一様
   公認会計士、税理士、システムアナリスト、ITC

・「わが社の戦略的情報化推進計画」
   うすき製薬株式会社 代表取締役 後藤亮子様

※詳細&申込は、==> http://www.juas.or.jp/seminar/gekkan.html

    お問い合わせ:(社)日本情報システム・ユーザー協会
       角田 千晴(つのだちはる)
       E-mail:tsunoda@juas.or.jp TEL:03-3249-4102


■=== 【人材募集】 求職・転職についてもお気軽にご相談ください。

1)JSS: http://www.jsscorp.co.jp/
   ソフトウエア開発技術者(SE,PG)を募集中!!
   詳細はJSS/西田さんまで、t-nishida@jsscorp.co.jp
2)アステム: http://astem.jp/
   システムコンサルタント、Network/Security/各種サーバー関連
   技術者を募集中!!(名古屋勤務)
   詳細はアステム/植田さんまで、ueda@astem.jp
3)日本カルチャーソフトサービス: http://www.culture-soft.co.jp
   高松事業所のSEマネージャー募集中!!
   詳細はNCS/高井さんまで、takai@culture-soft.co.jp
4)日本ティーマックスソフト: http://www.tmaxsoft.co.jp
   アライアンス担当営業募集中!!
   詳細はTMAX/宋(ソン)さんまで、youngsong@tmaxsoft.co.jp

■=== 【F+S Forum/開催日程】

・月例会開催予定:  <最新日程はHPをごらんください>

 東 京:【第77回】8月27日(水)@六本木センチュリーコート

 名古屋:【第 8回】8月29日(金)@名駅エスカイヤ+翌日GOLF
     ・土曜日にプレイ@富士カントリー可児クラブ美濃ゴルフ場
      http://www.fuji-country.co.jp/course/index.html

 大 阪:【第24回】9月??日(金)@梅田エスカイヤ
 福 岡:【第12回】9月??日(金)@(未定)

・月例会開催報告:

 東 京:【第76回】7月30日(水)@赤坂イルサーレ
     ・イタリアンレストランを貸し切りでした。
      http://r.gnavi.co.jp/g336300/map1.htm
      48名のご参加で大いに盛り上がりました。

 コンペ:【第18回】8月 1日(金)@裾野カンツリー倶楽部(8組)

            優勝: 北田 勝  / オフビート   
            2位: 城戸 徹  / サンテック
            3位: 古田 伸二 / 日本HP

      北田さんの優勝の弁と当日の写真を以下に掲載中です。
      http://www.tru-solutions.jp/f+s_golf030801.html

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  「人が創る」を合い言葉に、「F+S Forum」を通じてより良い社会へ
       http://www.TRU-Solutions.jp/F+S_Forum.htm
   参加者のご紹介や【F+S Flash】のバックナンバーは上記URLで
  各種有益な情報提供やイベント等の告知があればお知らせください
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編集後記:  「阪神優勝」や「100万ドルの夜景」に著作権が発生する時代です。
これを認めるほうが問題と考えますが、時代の流れでしょうか?ビジネスモ
デル特許でも同じような問題が発生しています。権利権利となればなるほど
進歩が無くなる。そろそろ「アメリカかぶれ」から脱しないと島国'NIPPON'が
米国の最西端になる日も近い。アメリカの州よりも独自性が無い日本です!
シュワちゃんが州知事落ちたら総理大臣に迎えましょうか?でも、初回の悪
玉から中途半端に善人になってしまったターミネータは小泉さんと同じ??

    夜景スポット==> http://special.msn.co.jp/yakei/

追伸:<NewS>
1)メイソンシステムの諏訪さんが、早川社長に続きホールインワンを達成!
  GMG八王子東2番ホール87ヤードをPWでの快挙だそうです。
  これで、メイソンは仕事よりも(仕事も?)ゴルフに熱心?なのが判明か。
2)ユニコンの鶴田社長とJSSの西田会長が、エスカイヤクラブの会報の
  9月号(P.18)に池袋店のお客様で掲載されてました。
  普段見ることのできない二人の真面目な顔を見てやってください。
  (本誌は、エスカイヤのフロントでもらえます)

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