F+S Flash
(Vol.35)

   

============================= CONTENTS =============================
【F+Sメンバー紹介/第32弾】
  桐山 俊也/CAC、東 和夫/文化出版
【経営とIT/『バランス・スコアカード的考察』】 <寄稿> 高橋 義郎
  「ノーベル化学賞受賞者を輩出した島津製作所に見るBSC的考察」
【新製品紹介/「FNS」(Flexible Network Service)アイティネット】
  Webコミュニケーション用ミドルウェアソフト「FNS」のご紹介
【セミナー紹介/BSCフォーラム:第3回定例セミナー】
  テーマは「BSC再考〜理論と実際」  ★11月27日(水)開催★
【セミナー紹介/日本情報システム・ユーザー協会】
  セミナー等各種イベント(11〜12月開催分)のご紹介
【ゴルフ場便り/下田カントリークラブ】
  1ラウンド+1泊2食付で12,800円からの湯けむりパックはいかが?
【人材募集】 人材採用関連情報掲載希望はご連絡ください。
  SSJ、メイソンシステム、JSS、SMC、TRU
【F+S Forum/F+S東京:皆勤賞レース《中間報告》】 
  いよいよあと2ヶ月を残すのみ!! 今年の皆勤賞はどなた?
【F+S Forum/開催予定】
  東 京:【第69回】11月13日(水)19:00〜@赤坂見附
  東 京:《GOLF》11月15日(金)@エーデルワイス <募集中>
  名古屋:【第 4回】12月 3日(火)19:00〜@名駅
  福 岡:【第 7回】11月29日(金)19:00〜@天神
  グアム:《特別企画》12月 6日(金)〜8日(日) ◆開催中止◆
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       秋深まる季節、秋といえば食欲の秋、栗ご飯はいかが
  /\ ※  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 /  \     F+S開催の最新日程はHPをご覧ください
(∴∴∴:) ※   http://www.TRU-Solutions.jp/F+S_Forum.htm
  ̄ ̄ ̄   ★「各地のキーメンバーからのメッセージ」掲載中!★
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■=== 【F+Sメンバー紹介/第32弾】

1)桐山 俊也 / CAC

自己紹介を書いて、と頼んだらこんなのが来ました。
日ごろの反省を書いたのか、警鐘を鳴らしているのか、
でもそのとおりと同感できるのでここに載せちゃいいました。

 <ご本人からの一言>  toshiya@cac.co.jp

はじめまして株式会社シーエーシー ESTコンサルティング本部の桐山です。

コンサルタントは背広を来た医者である。ただし「人」ではなく「法人」の医
者だ。…私は社内に向けてよくそう言う。くだけた席では、「本当は医者じゃ
ぁなくてペテン師なんだケドね」とも言うが、その実、これらはIT分野の
コンサルタントが実際に持つ2面性だと思っている。

「風邪を引いたので風邪薬を下さい」とやって来た患者に、素直に風邪薬を差
し出す医者はいない。さんざんぱら、熱を測り、喉を覗きこみ、聴診器をあて、
胸を打診し、問診をした挙句、おもむろに「風邪ですね」と診断を下す。それ
は患者の自己診断と同じ結論かもしれないが、患者は納得し、出された薬を素
直に持って帰る。コンサルティングは、こういった診療に良く似ていると思う。

風邪かどうかくらいは、自己診断でだいたい分かる。風邪だと確信があるなら
薬屋で感冒薬を買い求めればよい。企業も、普通は自社の問題を大方自覚して
いる。問題が分かっているならば、巷にあふれるソリューションでも何でも導
入すればよい。にもかかわらず、人は医者の元を訪ね、企業はコンサルタント
を起用しようとする。なぜか?…それは、専門的かつ客観的な診断にもとづい
た、最適な処方を望むからである。

症状は同じでも、原因によって処方は異なる。逆に、原因がわからなければ、
根本治療はできない。仮に原因が同じでも、体格や体質、体力、年齢等に応じ
て、適切な処方は異なってくる。医者のやること、コンサルタントのやること
は、つまるところその見極めである。すなわち、原因究明と、最適な原因除去
の処方…その2点に尽きる。

IT分野には、さまざまなソリューションがあふれている。「ソリューション」
とは、「問題解決策」という意味だ。しかし、ソリューションを導入すれば問
題は必ず解決するか?…答えは"否"だろう。ユーザー企業は、今や食傷気味で
ある。これまでの経験を通じて、「ソリューション」が必ずしも「問題解決策」
ではないことを察知し始めている。

ではなぜ「ソリューション」なのか? いわずもがな、ある問題を解決するか
らだ。そのとき、問題の原因と、ソリューションが解決する事象とが合致して
なければならない、という大きな前提が隠れている。この前提が成立するなら、
ソリューションは有効な問題解決手段たりうる。

ところが多くの場合は、なぜかソリューションの方が先に立っている。コンサ
ルタントは、適用領域を探すように、どんな問題に対してもむやみに同じソリ
ューションを当てはめようとする。まるで、使う薬を先に決めて、効能のある
患者を探しているようなものである。医者が、どんな患者にも、同じ薬を処方
するなどという状況は考えられない。咳だろうが悪寒だろうが、どんな症状を
訴えても、「万能薬」と称して常に同じ薬が出てくるのなら、誰も医者に頼ろ
うと思わなくなる。しかしIT分野のコンサルティング現場においては、そのお
かしなことが日常的に横行している。先にソリューションを打ち立てて、それ
を適用する企業や業務を探しているのである。

実のところ、医者の出す風邪薬は風邪そのものを治すわけではない。だが、何
が原因で熱が出ているのかを突き止めもせず、とにかく熱を下げるために解熱
剤を投与する…そんな処方も基本的にはありえない。動悸が激しいから鎮静剤、
お腹が痛いなら鎮痛剤…と症状に対して単にそれぞれの薬を与える。ITコンサ
ルタントの提示するソリューションが、そんな乱暴な対症療法に陥っている場
合は少なくない。そのとき、ソリューションは単なる対症薬である。

ソリューションがかならずしも問題を解決しないのは、問題の原因を無視して
いるからである。特定の問題事象が、常に同じ原因から引き起こされるとは限
らない。問題解決には原因除去が必要であるにもかかわらず、多くのコンサル
タントは、問題の結果である現象と、解法とを結びつけてしまう。そして、
「その問題はこの(わが社の)ソリューションで解決する」と断言する。

不都合な現象は回避されるかもしれないが、原因はなんら対処されずに残る。
つまり、問題は一向に解決しない。その瞬間、背広を来た医者は、背広を来た
ペテン師に早変わりするのである。

2)東 和夫 / 文化出版

出版社よりも音楽中心の生活の東さん
私はクラシック音楽に詳しくないのですが
分かる方には分かる内容だそうです。

 <ご本人からの一言>  azuma@printers.co.jp
  
<音楽歴> 
1952年、愛知県知多市に生まれる。愛知教育大学在学中に同大学管弦楽団に
入団し、コントラバスを始める。その後、首席奏者となり、アシスタント・
トレーナーおよび団長を務める。同時に新日鉄室内楽団に毎回賛助出演し、
室内楽の研鑽を積む。

1984年、名古屋シンフォニア管弦楽団の中国公演の折、公演団長を務める。
その際、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲のソリストに大谷康子先生を
迎え、南京市、上海市で好評を博す。
また、同楽団の定期演奏会で日本作曲界の重鎮である渡辺浦人氏の「野人」を
取り上げ、氏より直接指導を受ける。

1986年、半田市民管弦楽団の創設にあたり、設立発起人の一人となり尽力する。
設立時より首席コントラバス奏者および事務局次長を務める。

学生時代より各地のアマチュアオーケストラにコントラバス奏者として賛助
出演し、それらは名古屋大学交響楽団、南山大学管弦楽団、名古屋市民管弦楽団、
江南フィルハーモニー管弦楽団、豊田楽友協会管弦楽団、海部交響楽団、
みかわ室内管弦楽団、大府楽友協会管弦楽団、センチュリー室内管弦楽団、
アマテュール室内管弦楽団、師勝吹奏楽団、プランタン管弦楽団、
岡崎グランドポップスオーケストラなど多岐に亘る。

1993年、西春町への転居を契機に、西春フィルハーモニー・オーケストラに入団し
、翌年、次席コントラバス奏者および副団長に任ぜられる。同時に西春フィル
ハーモニー・オーケストラのメンバーを核にカメラータ室内楽団を組織し、
代表を務める。

毎年12月に地元の西春少年少女合唱団とクリスマスコンサートを行っている。
最近は同オーケストラのアシスタント・トレーナーを務め、2001年5月には
プロのオーケストラであるアルテミス室内楽団を指揮し、指揮活動にも積極的に
取り組んでいる。また、ローゼ三重奏団の一員として、定期的に老人介護施設
などに訪問演奏を行っている。

音楽概論を磯部照美氏に、音楽理論、コントラバス奏法、指揮法を赤塚尚武氏に、
作曲・編曲を足立徹也氏に学ぶ。

<学歴>
 愛知県立半田高等学校卒業
 国立愛知教育大学教育学部美術科卒業(油絵専攻)

<職歴>
 (有)一粒社(印刷業・半田市)
 (株)文化出版(印刷業・犬山市)…アートディレクタ・セールスマネージャー

■=== 【経営とIT/『バランス・スコアカード的考察』】 <寄稿>高橋 義郎

 「ノーベル化学賞受賞者を輩出した島津製作所に見るBSC的考察」

この稿は、富山人の県民性の話からはじめたい。ノーベル化学賞を受賞した
島津製作所の田中耕一さんは富山県出身だそうだが、祖父江孝男著「県民性の
人間学」によれば、「酒も賭け事もやらず、ひたすら働き、せっせと貯め込む
勤勉家の見本」というのが世間一般にいわれる富山の県民性であると述べている。
隣の新潟県も勤勉だが、その新潟の人が富山の人を評して「とにかくよく働く」
と感心するほどで、富山県人がこれほどまで働き者といわれるのは、浄土真宗の
影響が大きい。

富山といえばすぐ「越中富山の薬売り」を思い浮かべる。薬売りは堅実で、しかも
息の長い商売である。しぜん信用も大事になるわけで、長い時間をかけて先行投資
する富山県人の性格は教育への熱心さにもなってあらわれる。そのためか富山県の
高校進学率は全国第一位で大学進学率も高い。富山県人は仕事だけでなく勉強にも
熱心なのだ。

県庁のある富山市には喫茶店が非常に少ないそうで、昼休みや仕事帰りに喫茶店に
寄る習慣があまりなく、実際に仕事が終わるとさっさと帰るらしい。このような
県民性だから、仕事帰りに同僚と飲み屋に入るとか、お茶を飲む、とかいった
「むだ」なことはあまりしない。仕事の話は職場ですればいいことで、お茶を飲ん
でとりとめもない話をするくらいなら、もうひとつ仕事を片付けたほうがずっと
効率がいいという考えなのである。

こういう富山の県民性は、実業界でその実力をいかんなく発揮することになる。
富山県出身の財界人や実業家は数多いが、逆にタレントや芸能人は少ない。
現実的で保守的な県民性が職業観にも表れている。ビジネス社会においても、
負けず嫌いで粘り強い富山県人はじわじわと出世していく。どんなセクション
でも、実力主義を肯定する性格は途中で仕事を投げ出したりしないからだ。
かりに自分に実力が他人より劣っていると認めた場合でも、富山県人はじっと
耐えるのだと、祖父江氏は書いている。そういえば、受賞以来の報道を見聞き
していると、田中さんも富山の県民性とかなり共通するところがあるようだ。

富山県出身の田中さんというノーベル賞社員を出した島津製作所は、売上高
2千億円弱の京都の企業。創業130年近い歴史を持ち、時代を先取りする戦略
をとり続け、田中さんの受賞でその路線の正しさを証明してみせたと言ってよか
ろう。島津の創業者は、明治時代に「日本の進む道は科学技術立国」と訴え続け
ていた。現在も社員約3200人の半数が技術者。業界では独創的な人材を多く
抱え込んでいることで知られ、田中さんもその一人だった。企業の研修者として
は日本初のノーベル賞受賞者を生んだ島津製作所としては、独創性を発揮する
京都企業の老舗として面目躍如だが、業績は再建途上にあり、優れた技術・人材
を抱えながら収益に結びつかない、最近の典型的なニッポン製造業の一社でも
ある。

儲けを気にせず研究できる社風の中で世界的にユニークな成果もここ2、3年
相次いでいるし、特許や商標など保有する知的財産権は約4300件に達して
規模の割には多いのだが、連結売上高は長く横ばいが続き成長が止まった状態。
技術開発型企業が集積する京都バレーの先駆者だが、他の企業に比べて大きく
異なる点は経営資源の集中度だ。独創技術は多いが、世界シェア首位が確実な
商品は、水質汚濁物質濃度分析装置の中の一タイプだけという。目先の業績に
こだわらず、多様な研究を許す風土がノーベル賞につながる研究成果が出た
要因とされるが、これを業績につなげる経営力は必要。危機感をもった経営陣は
中期経営計画で、「良いモノを作れば売れる」との考えから「顧客ニーズに
合わせたモノ作り」への転換を打ち出し、選択と集中を加速し始めた。

島津のビジネスモデルをバランス・スコアカードの4つの視点から見てみると、
学習・成長の視点である「人材と技術力」については高いレベルの経営資源と
戦略を持っていることは明らかである。しかしながら、顧客ニーズに基づいた
戦略策定が選択・集中されていないために、その実現への財務・顧客・プロセスの
それぞれの視点で明確にされるべき重要成功要因がはっきりしていないのでは
ないかと思われる。

言い換えれば、経営品質が極めて「技術力」に偏ってしまい、何のために技術力
向上や開発をするのかという事業経営戦略が見えないという状況に陥っている
ように見える。

かつて、IBMの或る上級副社長は「技術開発の成果は、サービスという仕組みを
通じて顧客の煩わしさを解決するために市場へ提供され、これが顧客満足経営実現
のビジネスモデルです」というようなことを話していたが、まさにその考えこそ
バランス・スコアカードの「4つの視点の因果関係」の実践を語っていることに
気づくべきであろう。

顧客ニーズに合わせたモノづくりへ経営の転換を目指し始めた島津製作所。
同社の今後の発展を、田中さんと共に期待したいところである。

<参考>日本経済新聞2002年10月17日、朝日新聞2002年10月10日、
    県民性の人間学(祖父江孝男著、新潮OH文庫刊)

               高橋 義郎 yoshiro.takahashi@philips.com
                日本フィリップス(株)経営品質部長

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■===【新製品紹介/「FNS」(Flexible Network Service)アイティネット】

  Webコミュニケーション用ミドルウェアソフト「FNS」のご紹介

私は約30年間NECに在職し、いわゆるソフトビジネスに従事していましたが、
何十年経っても欧米企業の後塵を拝したままの状況に悔しさと嫌気がさし、
今まで一体何をして来たのだという疑問が湧いていました。平成10年に自ら
の発想で独自のソフトを開発したいと思いきって退職し、少々苦労してFNS
(Flexible Network Service)と呼ぶWebコミュニケーション用のミドルウェア
ソフトを開発しましたので以下にて少し紹介させていただきます。

ビジネスとしてはようやくスタートラインに立ったところですが、
世の中に役に立つことだけを目指してきました。

当時、私はビジネスプロセス、バーチャルコーポレーション、タイムマネジメ
ント、ナレッジマネジメント、コンピュータの経営価値や各種経済図書を含め、
コンピュータの応用分野になると思われる領域の調査を行い、いろいろと考
えた末に、人的ネットワークの活性化にポイント絞ったアプリケーションが非
常に大切になると考えたのです。大企業でも、中小企業でも、ボランティアで
も、チームやプロジェクトで仕事をしているわけですから、人的ネットワークの
活性化が重要になると考えました。また、当時、グループウェア製品が活気
を呈していましたが、多くの製品は文書管理、スケジュール管理、備品管理、
会議室予約、ワークフローなど一つひとつのアプリケーションに傾斜していて、
必ずしも業務連携に向いていませんでした。どんな業務でも連携させなけれ
ば効果が高まらないわけですから、徹底的にコラボレーションだけに的を絞
った製品を開発することにしました。

ちょうどWeb、Java、XMLなどのコミュニケーションに役立つ基本技術が普及
してきました。これらを利用すると、人もプログラムもうまく連携でき、
「何をしたいか」が明らかにできれば、やりたいことの実現が非常に容易に
なってきたのです。

弊社のミドルウェアFNSは、ネット上の利用者をクローズドユーザグループ
(CUG)にまとめ、CUG毎にリモートからコントロールできるようにしています。
コンピュータ資源の許す限り、いくつでもCUGを作ることができます。ネット上
のどこからでも利用できます。業務アプリケーションを持たずにそのままでも
Webコミュニケーションツールとして利用することも、業務アプリケーションと
連携して業務連携をすることもできます。FNSは業務アプリケーションを持っ
ていませんが、Web技術を利用してどんな業務アプリケーションとでも容易に
連携できるという特長があります。
 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◆FNSって何?

FNS(Flexible Network Service)は、Webコミュニケーションのための
シンプルなミドルウェアソフトです。

◆何ができるの?  
 
お友達や趣味の仲間、商店街などのeコミュニティが簡単に作れます。
学校・研究室での簡便なWebコミュニケーションツールとして利用できます。
いろいろな“Webサービス”のコア機能として利用できます。
営業支援、効率的組織管理、作業の自動化、プロジェクト管理、その他・・・  

FNSをベースにして、様々なWebコミュニケーションを実現することができます。
FNSシステム解説書をお読み頂くと、Web技術がホームページを作るだけでなく、
いろいろな使い方ができることに気づかれることでしょう。

◆情報を活かすために  

言うまでもないことですが、ビジネスに必要な情報はバラバラに存在していては
ビジネス戦略に効果を発揮しません。分散している情報を集めてビジネス戦略に
適うように編集して初めて価値を生み出します。
情報を集めてビジネス戦略に活かせるのは業務の専門家です。業務に精通し、
判断できる人が業務システムをデザインするのが最も効率的と言えます。
また、ビジネスも情報も常に変化していますので、情報戦略に合わせて業務システム
も変更しつづけなければなりません。さらに、情報を発信できる人や、情報を必要と
している人も、ビジネスの変化・人事異動などの理由で交代します。

FNSは、上記のような環境に対応し、そして複数の企業間あるいは企業内の
部門間で多種多様な知識をもつ専門家が知識を交換しながら付加価値を生み出す
情報戦略を支援するシンプルなミドルウェアソフトです。この目的を達成するため、
次の基本方針を採用しています。

  ・現場主義、  ・JIT(Just-In-Time)インテグレーション、
  ・業務ポータル、・エージェント(代理人)プログラム

==>以下、詳細は弊社HPをご覧ください。<<< http://www.itnetinc.co.jp >>>
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

弊社のHPから解説書やデモ版がダウンロードできますので、
ちょっと覗いていただき、できれば試して頂けませんか。
ご評価頂いて、業務アプリケーションは任せて欲しいという方が現れることを
期待しております。
また、いろいろなご意見を頂戴できればありがたいと考えています。

                  株式会社アイティネット 高橋 哲夫
                    takahashi@itnetinc.co.jp

■=== 【BSCフォーラム/出版記念セミナー】

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  BSCフォーラム 第3回定例セミナー「BSC再考〜理論と実際」
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          ★11月27日(水)開催★

お待たせいたしました。あっという間の第3弾のご案内です。

日本でもようやくBSCの導入が活発化してきましたが、導入企業や
導入検討企業からはさまざまな悩みが指摘されています。
BSCの本質は何か、日本企業における適用の実践的ポイント
は何か、このような観点からBSCを再考する時期かもしれません。

「バランス・スコアカード・フォーラム」(BSCフォーラム)の
定例セミナーも3回目を迎えましたが、今回はこのような観点から
「BSC再考〜理論と実践」をテーマに、下記のとおり開催いたします。

今回のセミナーでは、
1)日本におけるBSCのオピニオンリーダーである専修大学・櫻井先生
 より、他の経営手法との関連を含め、日本企業におけるBSC実践上の
 ポイントをお話しいただきます。
2)BSC応用の重要分野であるITマネジメントに関して、日本IBM
 の栗山氏に情報システム有効性評価へのBSC応用をお話しいただきます。
3)BSCフォーラムで実施している分科会活動の状況を中間報告します。

是非とも多くの方にご参加いただきますようお願い申し上げます。

★☆★☆ 開催概要 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

開催日程: 2002年11月27日(水)

開催時間: 13:30〜17:00(受付開始13:00)

開催場所: 「きゅりあん」品川区立総合区民会館
     (JR大井町駅3分)東京都品川区東大井5−18−1
      http://www.shinagawa-culture.or.jp/curian/

主  催: BSCフォーラム

参加費用: <非会員>      10,000円/人
      <BSCフォーラム会員>
      ・個人A:      5,000円/人
      ・個人B:       無料
      ・法人/協賛: 登録人数無料、追加5,000円/人

交流会 : セミナー終了後、きゅりあん2階「Kラウンジ」で開催
      17:10〜20:00
      交流会参加費用は別途実費負担(4,000円)となります。

申込方法:1.セミナーに関する申し込み、お問い合わせは
      BSCフォーラム事務局まで ⇒ seminar@bsc-forum.jp
     2.当日会場での参加費受付は致しておりません。
      <非会員>および<個人A>でのご参加の方は、
      開催日前日までに参加費用を指定の口座へお振込下さい。

<プログラム>***************************

 ◆基調講演
  バランスト・スコアカードの理論と実際
   〜日本企業への適用上の留意点〜
  専修大学 経営学部教授 櫻井通晴氏

   バランスト・スコアカードはこの2,3年の間にわが国企業に急
   速に普及されつつある。わが国ではどのような形で利用されてい
   るか。経営品質賞や方針管理、目標管理とはどんな違いがあるか。
   日本企業への適用を念頭に、日本的なバランスト・スコアカード
   のあり方を述べる。

 ◆講演
  バランス・スコアカードによる情報システムの有効性評価
    〜日本企業の戦略立案能力を質す〜
  日本アイビーエム(株)エグゼクティブ・プログラム
  専任研修担当部員 栗山敏氏

   情報システムの有効性をどのように評価すればよいか、これは情
   報システムに関わる者にとって古くて新しいテーマである。「有
   効性は経営戦略遂行への貢献度で評価すべきである」とした上で、
   情報システムが戦略遂行に貢献するシナリオをBSCで構築し、
   経営者・CIO・ユーザー部門の三者が合意する、という「合意
   形成型の有効性評価手法」を提言する。

 ◆分科会報告1: NPOとBSC分科会
  FBトライアングル株式会社 広浦雅敏氏

   本年のNPO分科会のテーマは公共の劇場、ホールのBSCを作
   成するというもの。民間も含めた劇場運営の特徴を比較しながら、
   戦略マップを作成、テンプレート化を目指してメンバーで意見交
   換を進めている。メンバーそれぞれが実際の戦略マップ作成ワー
   クを通じて、BSCへの理解を深めている様子を紹介する。

 ◆分科会報告2: IT経営とBSC分科会
  株式会社三菱総合研究所・ビジネスソリューション事業本部
    シニアコンサルタント 歌代豊氏

   今日、戦略指向の組織を構築していく上でITマネジメントが大
   きな鍵を握っている。本分科会は、このような観点からITマネ
   ジメントへのBSCの応用を検討している。投資評価、ITリン
   ケージスコアカード等これまでの検討内容と今後の検討ポイント
   を紹介する。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 BSCコンセプトの啓発およびBSC導入活用のための各種活動を
実施支援する『BSCフォーラム』は、⇒ http://www.bsc-forum.jp
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■=== 【セミナー紹介/日本情報システム・ユーザー協会】

   セミナー等各種イベント(11〜12月)のご紹介

(((((((JUAS最新セミナー情報))))))))))

詳細は http://www.juas.or.jp/seminar/index.html をご覧ください。

―――――――――――――――――――――――――
経営者・責任者必見!  ITC知識ポイント認定講座
 ★今問われる!情報システムの「危機管理」を考える
講師:丸山 修氏  日本ユニシス
      室脇 慶彦氏 (株)野村総合研究所
    稲垣 隆一氏 稲垣隆一法律事務所弁護士
日時:平成14年11月21日(木) 13:30〜17:30
会場:全共連ビル 1階101号室
―――――――――――――――――――――――――
 ★ISMS構築のためのリスク分析と
   セキュリティポリシー・ガイダンス作成演習講座
   講師:田渕治樹氏
日時:平成14年10月31日(木)、11月1日(金)
全2回 10:00〜17:00
―――――――――――――――――――――――――
好評第2弾! ITC知識ポイント認定講座
★バランススコアカード体験講座(ワークショップ)
講師:高橋 義郎氏 日本フィリップ(株)
  西嶋 陽一氏 (株)TRUソリューションズ
日時:平成14年12月20日(金) 9:30〜17:30
―――――――――――――――――――――――――
★第16回 中堅SE勉強会
講師:岩田 好廣氏 アイエックス・ナレッジ(株)
日時:平成14年12月4日(水)、18日(水)、
       平成15年1月15日(水)、1月29日(水)、2月14日(金)
    全5回  18:00〜20:00
―――――――――――――――――――――――――
 ★システムコンサルティング入門実践講座
   講師:尾田友志氏 プライスウォーターハウスクーパース
日時:平成14年11月26日(水) 10:00〜17:00
―――――――――――――――――――――――――
 ★ITコストダウンをねらうアプローチと情報技術動向調査ツアー
コーディネータ:東山尚氏 システムコンサルタント
訪問都市:米国ニューヨーク、ボストン、ラスベガス、サンフランシスコ
日時:平成14年11月13日(水) 〜23日(土) 11日間
―――――――――――――――――――――――――

※上記各セミナーの問合先:
社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)
担当:近田(chikada@juas.or.jp)
電話:03-3249-4102/FAX :03-5645-8493
HomePage:http://www.juas.or.jp/

■=== 【ゴルフ場便り/下田カントリークラブ】

 <<< 湯けむり 宿泊コンペパック 特別企画のお知らせ >>>

 平 日:  12,800円(1Rセルフプレー、1泊2食付)

 土日祝:  16,800円(1Rセルフプレー、1泊2食付)

  ※ただし、12月31日、正月三が日は除きます。

 下田カントリークラブ http://www.shimoda-cc.co.jp/
 申込の際には必ずF+Sメンバーとお伝えください。
  
■=== 【人材募集】 人材採用関連情報掲載希望はご連絡ください。

1)エスエスジェイ: http://www.ssjkk.co.jp
   DB設計ができるスペシャリストを至急募集!!
   詳細はSSJ/石井さんまで、recruit@ssjkk.co.jp
2)メイソンシステム: http://www.mayson.co.jp/
   生産管理のコンサルタント&上級SEを募集中!!
   詳細はメイソン/早川さんまで、hayakawa@mayson.co.jp
3)JSS: http://www.jsscorp.co.jp/
   ソフトウエア開発技術者(SE,PG)を募集中!!
   詳細はJSS/西田さんまで、t-nishida@jsscorp.co.jp
4)SMC: http://www.smc.co.jp/
   ERP事業強化のためSAP/R3経験者求む!!
   詳細はSMC/杉田さんまで、sugita@smc.co.jp
5)TRU: http://www.tru-solutions.jp/itex.htm
   「ITeX」登録の独立コンサルタント募集中!!
   詳細はTRU/西嶋まで ynishijima@tru-solutions.jp

■=== 【F+S Forum/F+S東京:皆勤賞レース《中間報告》】
 
いよいよあと2ヶ月を残すのみ!!今年の皆勤賞はどなた?

今までのF+S東京の開催(全8回)で8名もの方々が皆勤になっています。
広瀬さん田口さんにとっては思わぬ伏兵がたくさん現れていますネ。

それにしても、広瀬さんの4年連続、田口さんの3回目はスゴイ!!

<全8回皆勤中!>
 内山 刑ニ イー・ベンチャーサポート(株)
 白井 千晶 (株)サイバーテック
 高橋 秀典 (株)ナッツコミュニケーション
 田口 忠明 (株)ユニコスモ
 辻  久彦 (株)エフタイム
 広瀬 和市 (有)リベロ・ネットワークス
 古田 伸二 日本ヒューレット・パッカード(株)
 矢野 一郎 (有)デジタルビジョン

<惜しくも1回欠席>
 氏部 辰雄 コマツソフト(株)
 織田 敬三 NTTデータ先端技術(株)
 北田 勝久 (株)オフビート
 島本 祠郎 (株)ディオス
 中村 史夫 (株)ユニコン

■=== 【F+S Forum/開催日程】

・月例会開催予定: (日程未定を含め年内の予定を全て掲載しました)

  ※今年は大々的なクリスマスパーティはお休みします。

  東 京:【第69回】11月13日(水)19:00〜@赤坂見附
  東 京:《GOLF》11月15日(金)「F+S懇親ゴルフ大会」
  東 京:【第70回】12月11日(水)19:00〜@???

  名古屋:【第 4回】12月 3日(火)19:00〜<本年最後の開催>

  大 阪:【第21回】12月??日(?)19:00〜<本年最後の開催>

  福 岡:【第 7回】11月29日(金)19:00〜<本年最後の開催>

  グアム:《特別企画》12月 6日(金)〜8日(日) ◆開催中止◆
            景気を反映してか?最低実施人数に満たず
            残念ながら中止となりました。

・月例会実施報告:

  東 京:【第68回】10月 9日(水)@六本木:64名参加
  大 阪:《GOLF》10月27日(日)=「たつべー杯」:50名参加
  大 阪:【第20回】10月28日(月)@梅田:21名参加

  長 崎:《特別企画》10月18日(金)〜19日(土):14名参加
             GOLF+卓袱料理の1泊2日
   雨男の坂田さんと晴男の芝原さんの熾烈な戦いの中でも何とか無事終了!
   写真掲載中==>http://www.tru-solutions.jp/f+s_Pictures.htm#Nagasaki

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  「人が創る」を合い言葉に、「F+S Forum」を通じてより良い社会へ
       http://www.TRU-Solutions.jp/F+S_Forum.htm
   参加者のご紹介や【F+S Flash】のバックナンバーは上記URLで
  各種有益な情報提供やイベント等の告知があればお知らせください
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編集後記: 日に日に秋が深まっていますね。秋といえば、芸術の秋。とはい
っても忙しいとなかなか芸術に触れる時間ってありませんよね。たまには美術
館やコンサートへでも出かけて心を癒されてはいかがでしょうか?こんな時期
だからこそ、慌てず騒がずじっくりと、やるべきことを真面目にやっておきま
しょう!!春になった時にきっと美しい花が咲くでしょう。IT業界も選択と
集中が進んでいます。選択する方になるようになれたら良いですが、もし選択
される方になってもがっかりしないように。新しいチャンスが巡ってきている
のです。中身が選択される時代です。ブランド志向はそろそろやめる時期です。
そういえばレトロブーム(昭和30年代)の昨今、白黒テレビのようなPCを
作ればマックに対抗して受けるかも???・・・今や変化への対応の時代です。
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