F+S Flash
(Vol.34)

   

============================= CONTENTS =============================
【F+Sメンバー紹介/第31弾】
  中村 賢一郎/ソルティー、丸山 孝行/マトリックス
【経営とIT/『やぶにらみBSC考』その3】 <寄稿> 公江 義隆
  ユーザ企業のキーマンとしての経験からBSCをバッサリと斬る!
【アメリカ便り/「最新、米国モバイル事情」】 <寄稿>
  米国からの生の声をお伝えします  平井 清人/ネットグローバライズ
【セミナー紹介/『DBMaster 4.0』ニューリリースセミナー】
  新バージョン説明と事例発表ほか:10月24日@五反田ゆうぽうと
【人材募集】 人材採用関連情報掲載希望はご連絡ください。
  コマツソフト、SSJ、メイソンシステム、JSS、SMC
【F+S Forum/《特別企画》グアム:参加者募集】 
  いよいよ海外進出第一弾をご案内:基本は2泊3日、GOLFと観光!!
【F+S Forum/開催予定】
  東 京:【第68回】10月 9日(水)19:00〜@六本木
  大 阪:【第20回】10月28日(月)19:00〜
  大 阪:《GOLF》10月27日(日)=「たつべー杯」
  長 崎:《特別企画》10月18日(金)〜19日(土)
  グアム:《特別企画》12月 6日(金)〜8日(日) <近々ご案内>
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--┳--  いよいよ本格的な秋、葡萄==>おいしいワインの季節です --┳--
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●●●    F+S開催の最新日程はHPをご覧ください     ●●●
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--●--  ★「各地のキーメンバーからのメッセージ」掲載中!★   --●-- 
------    http://www.TRU-Solutions.jp/F+S_Forum.htm  ------
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■=== 【F+Sメンバー紹介/第30弾】

1)中村 賢一郎/ソリューション・アンド・テクノロジー

ひょんなきっかけで知り合いました。目立たないけど方針を決めたら
あとは任せられるたいへん優秀なSEです。そうは見えないでしょ!(失礼!)
各種スポーツをいまだにやっておられるようですが私には辛いでしゅ・・・

 <ご本人からの一言>  nakamura@solty.co.jp

F+Sのメンバーの皆様、お世話になっております。
株式会社ソリューション・アンド・テクノロジーの中村と申します。

F+Sフォーラム東京、赤坂月世界ビル、エスカイヤークラブ(ウサギさん)、
に時々参加するメンバーとして3年になります。
そのきっかけはNSPの桜木谷さんから案件の紹介頂いて、初めてお会いする
西嶋さんに打合せ場所として指定されて行ったのがF+S定例会当日のエスカイ
ヤクラブでした。

それまで、日々システム開発で奮闘する一介の下駄履きSEが訳もわからず
何かエライ会合に来ちゃったな〜、と思ったのが正直なところです。

しかし、バイタリティー溢れるIT業界のメンバーの皆様と知り合え、飲み
ながらもビジネスも含め色々な話が出来るといった事はきっと自分の幅を広げ
る上で必要なことだと思い、以来なるべく参加しようと心掛けています。
もっとも私は元来、人好き酒好きななのか、知らない人と会ったり話したり
が苦にならず、むしろその人が仕事も含めてどんな人なのか何が好きで何に
興味を持たれているのかという事を知るのが好きです。

プロフィールとしては24歳でソフトウェアハウスに入社し、26歳で結婚、
27歳で長男、29歳で長女が生まれ、33歳で3社目の今の会社に入社し、
35歳で埼玉の北越谷駅から徒歩25分の所に一戸建てを購入して3年目です。

仕事は主に業務系システム開発を行ってきました。その間、ひたすらお客様
の立場に立って、自分でも満足が行く良い物を作っていこうと。その為に徹夜
しようが、家に帰らなかろうがそれが当たり前というのを続けてきて今に至っ
ています。その間、病気一つせず身体だけは丈夫に出来てると我ながら感心
します。

趣味は読書、映画、音楽、夏は水泳、冬はスキー、土日は料理も作り家族を
こよなく愛してと、真っ当な社会人たれと心掛けています。
が、本当に一番好きなのは登山です。独身の時は友人と山から山へ縦走し、
こりゃーキツイ、こりゃ恐えーっていう所へ行くのが何よりもワクワクしました。
しかし結婚してから10年来、ずっとご無沙汰だったのですが今年から又初めま
した。お客さんとゴルフならぬ登山なのですが、前世は木こりかマタギなのでは
ないかと思うほど、一歩お山に入れば駆け足できる程意気揚がりそして、心が落
ち着きます。

最後に会社のアピールをさせて下さい。
社名の通り、高品質とスピードを伴って問題解決と技術を提供していくことで
顧客満足を得ることを目的とした現在40名程の独立系SI会社です。
構成は会計コンサル主体とシステム開発主体の半々の人員であり、他社様と
案件プレ段階から協業して事に当ることを常に実施しております。
 
今後も、私個人としてだけでなく、会社の公人としてもお付合い頂きますよう、
どうかよろしくお願いいたします。

2)丸山 孝行/マトリックス・システムズ

どう見てもSEに見えないのですが、(これは私だけ?)
ハーレーに乗ってルート66かな?良いですね。
夢を持っているということはいつまでも若くいられる必須条件ですね。

 <ご本人からの一言>  maruyama@matrix-s.co.jp

マトリックス・システムズ株式会社の丸山です。
F+Sへは、CEC社の田口取締役にご紹介を受けて昨年10月に初めて出席して
から1年が経ちました。時の過ぎるのは早いですね!
自己紹介といっても特に取り柄の無い私、退屈な話しか出来ませんが、
しばしお付き合いください。

年齢43歳と数日9月21日生まれの乙女座、血液型A型、趣味はスポーツが
好きで、野球、バレーボール、ゴルフを少々。それとバイクが好きです、
HONDA、SUZUKI、YAMAHAの750ccを乗り継いで、最近では憧れのHarley−Davidsonを
脇に見ながら、カスタム仕様の250ccスクーターを購入しました。

街中で乗るには最高ですね、運転は楽だし、燃費は良いし、車検は無いし、
だけどやっぱりHarley−Davidsonは諦められない、パンヘッド、3拍子。。。
イージーライダーを見たとき、40歳過ぎたらHarley−Davidsonと思っていましたが
まだ達成されていません、まっ50歳まであと7年間この間には達成出来るでしょう。
。。。したいですね。その時は、自分の鉄馬(ハーレー)でアメリカの広大な大地を
旅するのが目的であり夢ですね。

マトリックスって映画ありましたよね。また、第2弾をやるようですけど。
マトリックスを直訳すると基盤、母体となります。ソフトウェア開発産業の基盤・
母体を目指し社名をマトリックス・システムズとしました。

マトリックス社はSIベンダー6社の出資で設立され、コンポーネントベンダーと
してビジネスを展開しています。マトリックスの志は、アプリケーション開発を
コンポーネント(ソフトウェア部品)を使用して工業型の組立て開発を実現する事です。

私自身は、SEを約15年経験し、PL/1、FORTRAN、COBOL、、4GLまで、
多様な業務や色々なユーザの方と接して来た事は有意義でした。コンピュータの
計算速度は目まぐるしく向上しているのに、システムの開発はソースコードを
書いて、コンパイルして、テストしてこのサイクルは1960年代、コンピュータの
第3世代と呼ばれている頃から変わっていない、不思議ですよね!

キーボードを叩く姿はホワイトカラーしかし実態は肉体労働??、、、
徹夜、休日出勤、彼女との約束も守れず、家庭サービスもままならず、肩身の狭い
思いを感じたSEの方も多いのではないですか?

このままでいいのかな。。。もっと効率よく、もっと簡単にアプリケーションが
作れなければいけないはずだ!皆さんもそう思いませんか?

現在、弊社のコンポーネントをベースにしたERPをパートナーと共同プロジェクト
で開発中です。西嶋さんにも、このプロジェクトのコンサルティングをお願いして
います。機会がありましたら皆様にもご紹介させていただきたいと思います。

自己紹介になってましたか?
40代は非常に大切な時期で今後の人生を左右する出来事や、人との出会いが
あると思っています。F+Sを通じて色々な方と出会い、お話を聞き、自分の人生
・ビジネスに色を加えていかれればなによりです。

正確的には素直です、危害を加えることはありませんので声をかけて下さい。
退屈な話は終わりです、今後ともF+Sのメンバーとしてよろしくお願い致します。
ありがとうございました。

■=== 【経営とIT/『やぶにらみBSC考』その3】 <寄稿> 公江 義隆

      〜〜やぶにらみBSC考〜〜 <最終回>
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 前回までの2回は以下の内容でした。
  0.まえがき
  1.「これって、新しい考え方?」
  2.財務、顧客、業務プロセス、人材、この4つの項目は最終目標?
  3.昔のエクセレントカンパニー論と同じ?
  4.戦略的経営システムか?
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 ◆5.戦略レベルで使用する場合の留意点―――――自分なりの結論

実践という面から云えば、BSCの検討や研究はこれを使う対象の検討・研究に
つきる。BSCそのものをいくら精緻に勉強しても、それが実践面の効果に
それほど役立つものではない。同種の問題を手がけてきた経験から、良い結果を
得る為に必要と思われる留意点の幾つかを以下に挙げてみた。ただし、これを
旨くやるハウツウは知らない。色々考え、想像し、仮説を立て、実践で経験を
積む中で養われていくセンスや勘のようなものがあるように思う。
まだ暗黙知の世界である。

但し、次の2点は出発点での最低条件である。
(1)求められていることは何かを的確に理解する。
(2)道具を旨く使う為には、使う対象をよく理解出来ていることが必要――
   つまり、企業の環境を理解する、問題を理解する、仕事、組織、人、
   …を理解する。

・留意点:

〔1〕・SCF別、時間軸上での効果発現と資源配分条件の明確化
経営戦略レベルの問題では、機能や部門単位では異なった色々の選択肢のある
施策の中から、会社として一つの目的・目標に向かった戦略ストーリー(書物では
"戦略マップ")に適合した施策を絞りこんで行くことになり、多くの場合、複数の
部門や機能に跨った多段階のプロセスになる。全ての最終工程が上位工程からの
要求どうりに実行されて始めて、戦略目標が達成出来る事になる。
(1)各CSFの完了時期は、相互の関係を踏まえて的確にスケヂュ―ル管理
   される必要がある。
(2)限られた経営資源を何処まで先行投資に配分するか、先行投資分の各CSF
   への適性な配分を誰がどう決めるかが重要な要件になる。
(3)KPIと資源配分が、施策を実行していく人達から"妥当"と思えるもので
   あることは、大変重要である。

〔2〕・CSFの選択がこの問題のCSF
上位工程から与えられた項目・目標を実現する為、下位工程への課題となるCSF
の条件について:
(1)論理的な整合性――これは当然のこととしてほとんどの人は意識するだろう
(2)数は3つ(3本柱)から精々5つ――これ以上になると何をやろうと言う
   のか、直感的理解が出来なくなる。直感的理解が出来ないと発想の展開が
   出来ない。
(3)3本柱の選び方(1)――3本テーマの具体化を考えていく、実行していく
   中で、他の数多くの解決すべき問題が、3本のどれかに吸収されていく
   ように選ぶ。
(4)3本柱の選び方(2)――CSFが、下位工程、またその先の下位工程に
   展開されて行く中で、下位工程のCSFやKPI相互のコンフリクトが
   生じない選び方をする。
(5)CSFと実行組織体制のマッチング――顧客視点の問題は営業部門、人材
   問題は人事部門でというように単純には行かない。具体的な色々の問題が
   CSF(テーマ)を跨って、組織を跨って発生してくる。
   対処方法には次の(A)〜(C)がある。

 (A)最上位の企画段階で上記(4)を徹底的に意識して、前提として条件を
   徹底的に詰めておく(計画段階で相当具体的レベルまで検討することになる
   ので、余程全体を熟知した人がいる場合以外には現実的ではない)。
 (B)各工程を色々の部門の人からなる構成(クロスファンクショナルチーム)
   にする。
 (C)各工程の責任者に他の工程とのあらゆる調整責任を負わす。
   いづれにせよ調整・確認には相当の能力と努力が必要になる。

なお、CSFやKPIだけで必要情報が伝わるものではない。
関係者が問題の背景を十分に理解出来ていることが何より大切になる。

〔3〕要の要は
色々のことをあれこれ考えてみたが、日本の現状を見渡すと、「BSCを導入
すべきか否か」、「BSCを如何にに進めればよいか」…・といったことが問題の
核心ではないようである。

「経営トップが明確なビジョンや戦略を描ききれているか、本当にそれを実行に
移し、やり遂げる意思があるのか」、「部門責任者には、現在の既得権を捨てて
でも、改革を推進する覚悟が出来ているのか」が目の前にある関門のように思える。

解決すべき問題の側からみればBSCがCSFではない!
道具としてのBSCには、経営者や管理層の意識を変えさすほどの力は残念ながら
ない(How to からWhat やWhyは出てこない)。BSCを推進しようとするなら、
先ずこのことを踏まえて経営トップや管理層にあたる必要がある。

「具体的にどう進めるのか?」と云う問いの出たときがBSCの出番である。

 ◆6.終りに

本屋やの片隅に、少し前にベストセラーになったTOC(Theory Of Constraints)
の読み物、ゴールドラッド博士著「ザ・ゴール」が数冊積んであった。

このTOC、「工場の生産性はボトルネック工程の能力以上には絶対向上しない」
と言う理論である。「日本が今以上に強くなると困るから、今まで教えなかった」
理論なのだそうである。でもこんなことは30年前から日本の製造現場で生産管理に
携わる人の常識であった。
こんな本がベストセラーになることが気になった。

"ボトルネック"工程を化学関連の分野では日本語で"律速"工程と呼んでいた。
日本語なら2字で表せる理論である。しかし、ワープロの仮名漢字変換では"律速"
という言葉は出てこなかった。

現場では常識であったが、現場の暗黙知に留まり、他の職場の人や経営者の知る
ところではなかったのかもしれない。製造現場の人はサプライチェイン全体まで
気を配ることはしなかった。暗黙知を形式知化して多くの人が共有出来るように
もっと努力すべきであったのかもしれない。

BSCで扱う種類の問題についても、もしかしたら同じようなことが云えるのかも
しれない。従来なら終身雇用の下、十分な時間をかけて継承が出来た、暗黙知レベル
の重要な知識や知恵が、世代交代の中で組織の中から急速に失われつつある。

大学の先生や研究者の方々には今、外国の文献の研究より、日本の現場の研究を
是非ともお願いしたい。

 ◆7.ヤブ睨みBSC考――補遺

先行投資が企業の長期的成長にとって必要条件であっても、十分条件ではないと
言ったような事を書いた。十分条件は何かが気になっていた。

特異な企業の成功ケースに理屈をつける、昨今流行りの"成功物語"作りはあまり
フェアだとは思わない。成功した企業、成功しなかった企業の両者について長期的な
施策と業績を調べてみればよいのだが、こんな面倒なことは怠け者の私にはとても
出来そうにない。

株価は短期的には大きな振れもあるが、長期的には企業の業績や成長をあらわして
いると考えてみた。様々な相場やバブル崩壊をくぐり抜けて10万5000ドルから
300億ドル以上の富を築いたという米国の株式投資家について――M・バフェット
他著「ウォーレン・バフェットの銘柄選択術」なる書籍が日本経済新聞社から
でている(バフェットに関しては他に数種の著書がある)。

上記の著作から引用すると、彼の投資ルールと考え方は簡単に言えば次のような
ものである。
 ・インターネットであれ、バイオであれ市場を風靡した相場は避けて通る。
 ・(株価は僅かな材料で大きく振れるので)悪材料で株価が下がった時に
  優良企業株を買う。
相場はBSCとは関係の無い問題であるので、優良企業とは何かに焦点をあててみる。
彼の云う優良企業とは"コモディティ型:他と差別化出来ない低付加価値の事業を
行っている企業"と、"消費者独占型:ブランド価値が高い、取り扱う製品が強い
市場支配力を持っている企業"に分けた後者のことである。航空会社、鉄鋼,自動車
などは前者である。「コモディティ型の業界では低コスト企業が生き残る。
そのため本来、企業の価値を高める効果の大きい新製品開発や企業買収に使われる
べき資金が、たえず(コストダウンの為の)設備投資に使われ、それが収益を
圧迫する。A社の合理化の脅威にさらされたB社もそれに対応して、同様の合理化を
行いシェア維持を狙って価格の引き下げを行う。結果的シェア―の変動は起こらず、
利幅が低下する悪循環が繰り返される。

このような業界にも時々良い風が吹く時がある。
各企業は供給力を増やす為大きな設備投資を行い、従業員の賃上げ要求に応じる。
やがてブームがされば過剰な生産設備と高賃金の従業員が後に残される。
コモディティ型の事業では経営陣の質とレベルが相当高くなければならない。
先見性を欠き、経営資源の配分を誤ると、低コストメーカー熾烈なコスト競争の
餌食となり、……

マイケル・ポーターの競争戦略論を読んでいるように錯覚しませんか?
現在の、日本のことを云われているような気持ちになりませんか?

BSCの最初の戻り、問題は4つの評価指標やこれを基点に考えれば良いといった
単純な話しではない。その裏の戦略や施策が鍵なのである。
実際には大変難しい事である、あたりまえのことをキチッとやる、やったことを
見えるようにするツールと考えてはどうであろうか。

                 公江 義隆 y-koe@alum.calberkeley.org
                 (ITコーディネータ、ITコンサルタント
                  もと武田薬品工業(株)情報システム部長)

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■=== 【アメリカ便り/「最新、米国モバイル事情」】  <寄稿>

                        平井 清人
                 ネットグローバライズ・インク

米国モバイル関係情報をニュース形式でお知らせいたします。

 ◆米国携帯電話ユーザのインターネットアクセス事情

米国の携帯電話ユーザ総数は約1億4,000万といわれていますが、このほど、
インターネットサイトのトラフィック調査で有名なComScore Media Metrixの調査
によれば、携帯電話からインターネットアクセスしているユーザ数は、約580万人
で全携帯ユーザ数の4%と報告されました。

日本の携帯インターネットユーザ総数約5,600万(総携帯ユーザ数7,100万)と
比べると、まだまだだ少ない、小さなマーケットであることが伺えます。
今後、新たなデータ系サービスの登場により、どのような勢いでどれだけユーザが
拡大するか要注目です。

因みに、Pocket PCやPalmなどのPDAユーザ総数約1,900万人のうち、約500万ユーザ
がインターネットアクセスしているそうです。

 ◆2006年には「ジェネレーションY」携帯ユーザが6,000万人に!

米調査会社Yankee Groupの報告によりますと、2006年には米国携帯ユーザ総数は
現在の1億4,000万ユーザから2億ユーザへと拡大し、中でも「ジェネレーションY」
と呼ばれる1979年から1994年に生まれた若者世代のユーザ総数が6,000万に拡大、
携帯サービスを考える上で重要な年齢セグメントになると報告されています。

これらユーザ層に照準を合わせたサービス提供が重要になり、当然、キャラクター
物やゲームなど、エンターテイメント系のモバイルコンテンツが担う役割が大きく
なると考えられます。
日本のモバイルコンテンツにとって大きなチャンスが待っています。

 ◆とうとうアメリカにも写メール・ムービー写メールが!

携帯電話機メーカのノキア、2003年春にビデオカメラ付き携帯電話を米国で発売と
発表。ノキア社の発表によれば、現在既に数社の携帯キャリアが導入を検討中と
の事。
  詳細は下記URLをご参照ください。 ttp://www.nokia.com/phones/3650/

携帯で取った画像・映像がメールで国際間交換(例えば日本とアメリカ)できる
日も近い?!

 ◆アプリックスのJBlendがSprintPCSで採用
携帯電話機向けのJava VM(Virtual Machine=Java実行環境)を開発するアプリ
ックスのJBlendが、米SprintPCSが開始した次世代携帯サービス「PCSVision」
対応のSANYO製携帯電話に搭載されたと報じられました。
同社JBlendは、日本では既に1000万台の携帯に搭載されており、事実上世界標準と
なっていましたが、米国での導入は今回が初。
いよいよ日本のモバイルソリューション企業の米国展開が本格的に始まった!

 アプリックス社: http://www.aplix.co.jp

 ◆モバイル・ワイアレスソリューションのカンファレンス、ラスベガスで開催

10月16-18日の日程で、米国携帯通信インターネット協会が主催するモバイル・
ワイアレスソリューションカンファレンスが米ラスベガスで開催されます。
今回のカンファレンスでは、今年に入り各キャリアが開始した次世代サービスを
さらに積極的にPRするものと思われ、それに付随したコンテンツ・ソリュー
ションも出てくるものと予想されます。
弊社は展示は致しませんが、キャリア各社等との打ち合わせを兼ね、実地調査の
予定です。賭け事は程ほどにし、一生懸命調査してまいります。

結果は次回の『F+S Flash』でご報告させていただけたらと思っております。

 CTIAカンファレンス: http://www.wirelessit.com/

以上、2002年9月の米国モバイル事情でした。
また、個別に調査ご希望等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  NetGlobalize,Inc. http://www.netglobalize.com/jp/index.asp
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 海外企業との提携や海外市場進出など、ハイテク企業のグローバルな
 事業戦略を支援いたします。 平井 清人  khirai@netglobalize.com
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■=== 【セミナー紹介/『DBMaster 4.0』 ニューリリースセミナー】

平素は格別のご高配を賜わり、厚く御礼申し上げます。
この度デービーメーカ・ジャパンは、「DBMaster4.0」をニューリリースいたし
ました。それに伴い、より多くの皆様に「DBMaster4.0」を知っていただくため、
セミナーを開催いたします。新しいDBMaster4.0の特徴や最新の事例の紹介の
ほか、マルチメディアデータベースの研究の第一人者である清木康様をお迎え
しての特別講演も予定しております。
F+Sメンバーの方々のご参加を心よりお待ち申し上げております。

                 蕭 烱森 hsiao@dbmaker.co.jp
               (株)デービーメーカ・ジャパン
           TEL: 03-5456-8838 URL:http://www.dbmaker.co.jp


 ★★『DBMaster 4.0』 ニューリリースセミナーのお知らせ★★

日時: 10月24日(木) 13:00受付開始  13:30スタート

場所: 五反田ゆうぽうと(東京簡易保険会館) 福寿の間(7階)

定員: 120名(先着順)

申込: 参加希望の方はメールあるいはお電話で info@dbmaker.co.jp

 〜プログラム〜
 13:30〜 開催の挨拶及び製品名変更の報告
 13:50〜 特別講演「DBの新潮流」(仮)
       講師:慶應義塾大学 環境情報学部教授 清木 康
        1956年生まれ。1983年慶大大学院博士課程修了。
        工学博士。同年日本電信電話公社入社。84年筑波大学講師。
        98年4月から現職。研究テーマは分散型データベース・システム        マルチデータベース・システムなど。著書に「情報処理ハンド
        ブック」(共著)、「知的コンピュータシステム事典」(共著)
        などがある。
 14:40〜 休憩
 14:55〜 DBMaster4.0の概要
 15:35〜 <事例> 資産運用業務支援システム
             (日経QUICK情報株式会社)
 15:55〜 <事例> 業務品質の改善(仮)
 16:15〜 質疑応答

(株)デービーメーカ・ジャパン
TEL: 03-5456-8838 URL:http://www.dbmaker.co.jp

■=== 【人材募集】 人材採用関連情報掲載希望はご連絡ください。

1)コマツソフト: http://www.komatsusoft.co.jp
   PM/PLおよびソフトウエア技術者(SE,PG)を募集中!!
   詳細は氏部さんまで、tatsuo_ujibe@komatsusoft.co.jp
2)エスエスジェイ: http://www.ssjkk.co.jp
   基幹業務・会計パッケージの開発SE・PGを大募集!!
   PowerBuilder、PL/SQL、C++、VB、SQL-Windows/Centura等の経験者
   詳細はSSJ/石井さんまで、recruit@ssjkk.co.jp
3)メイソンシステム: http://www.mayson.co.jp/
   生産管理のコンサルタント&上級SEを募集中!!
   詳細はメイソン/早川さんまで、hayakawa@mayson.co.jp
4)JSS: http://www.jsscorp.co.jp/
   ソフトウエア開発技術者(SE,PG)を募集中!!
   詳細はJSS/西田さんまで、t-nishida@jsscorp.co.jp
5)SMC:  http://www.smc.co.jp/
   ERP事業強化のためSAP/R3経験者求む!!
   詳細はSMC/杉田さんまで、sugita@smc.co.jp

■=== 【F+S Forum/《特別企画》グアム:参加者募集】

既に事前告知をしております「F+S Forum」in グアムの企画が徐々に
まとまりつつありますが、何しろ人数が読めないので困っております。

近々ご案内いたしますが、検討中を含め希望だけでもいただけると
ありがたいのでよろしくお願いいたします。

----------------------------
日程: 2002年12月6日(金)〜8日(日) 2泊3日

宿泊: タモンビーチのホテルでの2泊を予定
    (ホリデイインあるいはリーフホテル)

金額: 8万円前後(12/7のパーティ代込、GOLF費用別)

GOLF: 12/7:+12/8: 違うコースで2ラウンドを予定
---------------------------

開催基本プランは以下のようになっています:
12/6(金)
 ・午前出発で各地からグアム入り
 ・当日はフリータイム、ゆっくりおくつろぎください
12/7(土)
 ・GOLF(ゆっくり朝寝でさあプレイオフ)
 ・観光の方はレンタカーでゆっくり島巡り(あるいはDFSで買物)
 ・F+S in GUAM(全員参加でビーチパーティだあ!!)
12/8(日)
 ・GOLF(早起きして頑張りましょう)
 ・夕方空港へ、各地へ復路

*せっかくですのでもう一日増やして前泊後泊で
 ゆったり過ごされてはいかがでしょうか?

近々、詳細のご案内をいたします。
参加確定でなくても行きたいという方は、至急ご連絡ください。
皆様方の積極的なご参加をお待ちしております。

                    幹事:西嶋陽一/TRU

■=== 【F+S Forum/開催日程】

・月例会開催予定: (日程未定を含め年内の予定を全て掲載しました)

  ※今年は大々的なクリスマスパーティはお休みします。

  東 京:【第68回】10月 9日(水)19:00〜@六本木
  東 京:【第69回】11月13日(水)19:00〜@???
  東 京:《GOLF》11月??日(?)「F+S懇親ゴルフ大会」
  東 京:【第70回】12月11日(水)19:00〜@???

  名古屋:【第 4回】11月??日(?)19:00〜

  大 阪:《GOLF》10月27日(日)=「たつべー杯」
  大 阪:【第20回】10月28日(月)19:00〜
  大 阪:【第21回】12月??日(?)19:00〜

  福 岡:【第 6回】11月??日(?)19:00〜

  長 崎:《特別企画》10月18日(金)〜19日(土)
             GOLF+卓袱料理の1泊2日

  グアム:《特別企画》12月 6日(金)〜8日(日) <近々ご案内>
             初めての海外開催の2泊3日

・月例会実施報告:

  名古屋:【第 3回】 9月10日(火)13名参加

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
  「人が創る」を合い言葉に、「F+S Forum」を通じてより良い社会へ
       http://www.TRU-Solutions.jp/F+S_Forum.htm
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編集後記: さあ、秋です!! 食欲の秋、スポーツの秋、勉学の秋、・・・
でも、仕事の秋とかは言わないですよね?仕事の季節がいつかどなたかご存知
ですか?たぶん、仕事に季節は無い!常に精一杯がんばれ!ということでしょ
うかねネ。グローバルスタンダードの時代になっても、すべてが論理で解決で
きる時代になるとは思いません。リーダーには部下の精神を感激させる何かが
必要だと思うのです。それは、リーダーとして組織に勝利をもたらす才能があ
るというだけではなく、人間としての魅力が必要なのでしょう、きっと・・・
男女間でも仕事でも友人でも最終的には人間的な魅力にたどり着きますよネ。
この魅力については、論理的に語ることは出来ても、論理的にスクールで修得
できるものでもありません。身近にそんな方がいるあなたは、幸せですね。
もう残すところ3ヶ月で今年も終わり、景気の先行きが大変心配な年末になり
そうですが殺伐とした心にだけはならないように心がけましょう。頑張れ!!
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