F+S Flash
(Vol.19)

   

============================= CONTENTS =============================
【F+Sメンバー紹介/第17弾】
  岩本 誠/NTT東日本、福田 昌弘/テクニカルライター、梅津 裕/IIM
【経営とIT/"漂流"する情報システム】 <寄稿> 公江義隆
  社会の情報化へのインフラ整備、最重要緊急課題は"人"への投資育成!!
【経営とIT/コミュニケーション】   <寄稿> 戸塚 泰/Y&F
  心の「交流」のない「直流」コミュニケーションに陥っていませんか?
【WWW紹介/サイバー研究所『SCMリサーチ・ドット・コム』】
  サプライ・チェーン・マネジメント(SCM)関連のポータルサイト
【BSCフォーラムだより】 《 Balanced ScoreCard Forum 》
  第5回を開催しました。  次回開催:7月19日(木)
【人材募集】
  MPテクノロジー、SSJ、メイソン、JSS、日本HP、ソフティ
【F+S Forum/九州上陸!!】 いよいよ福岡での開催(7月13日)決定!!
  オプション:7月14日(土)ゴルフまたは祭り見学 <参加者募集中>
【F+S Forum/開催日程】
  東京:【第56回】 7月25日(水)19:00〜
  大阪:【第14回】 7月 6日(金)19:00〜
  福岡:【第1回】  7月13日(金)参加者募集中
  GOLF:【第13回】 9月 7日(土) 開催決定!!@下田CC
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■=== 【F+Sメンバー紹介/第17弾】

1)岩本 誠/東日本電信電話

 元気が取り柄の岩本君、最近ちょっと疲れ気味?
 大学の後輩ですが、東京には大府大らしからぬ面々が多いようです。
 最近は忙しいようでちょっとご無沙汰です。

 <ご本人からの一言> m.iwamoto@east.ntt.co.jp

 いつも電話、インタネットでお世話になってます、NTT東の岩本です。
 大阪弁ばかりでいつも失礼してますが、今回標準語で(?)
 少々、自己紹介させていただきます。

 生まれは、兵庫伊丹市、育ちは大阪吹田市で、現在実家は、忍者で有名な
 滋賀県甲賀郡、そして、現在は、東京小平市鈴木町(小金井CCのとなり)
 に住み着いています。

 趣味でいえば、マラソンが1番、音楽が2番、3番はサイクリングというところ
 でしょうか。最近は10キロ程度のマラソン大会を選んでこなしてます。
 高校時代はラグビーで10番、大学では、少林寺憲法で初段まで硬派で
 とおしました。就職後は、バンドでベースを担当し、リズム感の悪さを笑いで
 カバーしておりました。

 仕事面では、NTTに就職後、ネットワークシステムの開発(とくにソフト)
 に5年、資材調達業務に2年、設備構築企画部門に2年など経験後、
 現在のシステム投資管理業務に従事してます。
 ドコモと違い、投資圧縮、コストリダクションの嵐で、贅肉をどんどん
 そぎ落としています。(私自身が、贅肉にならんように注意してますが、、)

 IT能力に加え、EQもアップするよう、F+Sに参加させていただいてます。
 今後とも、よろしくお願いします。
 
 最後にお願いをひとつ、
 「マイラインプラス」は、是非とも「NTTグループ」でお願いします。

2)福田 昌弘/テクニカルライター

 声の大きさではF+Sで一番(?)
 こちらも元気な青年です。(もう青年という歳でもないか?)
 ITをしっかり理解して書けるコピーライターは少ないので
 重宝されて忙しくなっているようです。

 <ご本人からの一言> masa-f@rr.iij4u.or.jp

 初めまして福田昌弘と申します、
 私は、1979年(昭和54年)ですから今から20年以上前に、東京商船大学の
 機関学科というちょっと風変わりな(?)大学の学科を卒業し、石油タンク
 建設メーカーである石井鐵工所に就職しました。

 ところが、従事した工事監督という職務を続けることに疑問を感じ、
 わずか1年たらずでいすゞ自動車に再就職してしまいました。

 いすゞ自動車では、ジェミニ、ビッグホーン、FFジェミニにそれぞれ搭載
 されたディーゼルエンジンの開発実験とともに、当時各自動車会社が注目し
 始めていたLA(Laboratory Automation)システムの開発に携わりました。
 その後、所属部門長と衝突したのをきっかけに、それまで勤務していた
 ディーゼルエンジンの実験部門から、井関農機にディーゼルエンジンを
 OEM供給する営業技術部門に配属変えとなり、再度自分自身の職務を
 省みる機会を得ました。

 このとき福田が選択した職業が、独立し、ひとりで仕事を続けることが
 できると思えたテクニカルライターでした。そして、新宿にあるプロダクト
 ブレーンという制作会社を新たな出発点とし、その後アスキーにてINFORMIX
 というリレーショナルデータベース管理システム向けマニュアルの制作管理、
 原稿執筆、リライト、編集、印刷手配というマニュアル制作での一連の作業
 を担当してきました。

 そして、1996年(平成8年)に所属部門が米国インフォミックスソフトウェア社
 によって買収されたのを契機に、元々の目標であったフリーランステクニカル
 ライターとして独立しました。

 独立後は、それまでにお世話になった方や、独立後に開設した同業者間での
 メーリングリストによって、さまざまな得意先を紹介していただき、
 おかげさまで切れ目なく仕事を続けることができています。
 そして、この好きな職業を続けていくための知識や刺激を得るためにも
 F+S Forumに参加し続けたいと考えています。
 今後とも宜しくお願いいたします。

3)梅津 裕/IIM

 T社のタツベー氏の弟分の風貌で、外見からは想像できない年齢です。
 あと20年たったらちょうど良くなるかも?
 でも、いつの間にか、みんな偉くなったものです。
 こっちは今や楽しいフリーターです。 

 <ご本人からの一言> yumezu@iim.co.jp

 こんにちわ(株)アイ・アイ・エムの梅津です。
 10年前までアシストにお世話になっていました。その当時、雲の上の
 存在だった人が西嶋さんでした。10年近く西嶋さんとは音信が途絶えて
 いましたがアシスト時代の仲間から紹介を受け、最近になって大阪の
 F+Sへ参加させて頂いております。

 ちょっと会社の紹介をさせて頂きますと、
 コンピュータの性能評価(一般的にパフォーマンス管理とかキャパシティ管理
 と言われます)に特化した会社として13年前に設立されました。
 ES/1という性能評価ツールを自社開発しており、そのツールを用いての
 評価、分析等のコンサルを生業としております。

 最近では事業を多角化しておりソフトだけではなくハードウェア(バックアップ
 装置、ライブラリ装置)を海外のメーカと手を組んで取り扱ったり、
 IBM汎用機の中古機を世界中から探してきて日本に持ってくるなどの仕事も
 やっています。パフォーマンス管理の専門会社というのは国内では非常に
 珍しいので最近、そこの部分だけを請け負うという形で色んな会社と提携させて
 頂いてます。結構、重宝されています。何かありましたらお声を掛けてください。

 自己紹介ですが、昭和38年生まれの38歳です。頭が真っ白ですので
 必ず歳上に見られます。ごれで結構、営業でトクをしているのですが、
 キャバクラに行っても「お父さんみたい」と先に言われ、なかなか口説けない
 のが悩みのタネです。

 家族は、妻と中学生の娘、小学生の息子がひとりずついます。
 上の娘とは未だに一緒にお風呂に入っています。
 何が何でも二十歳までは一緒に入るのが目下の私の生きがいです。

 家内が鹿児島県の種子島出身で、夏は10日程度、種子島で過ごすのが我が家の
 恒例行事になっています。観光地化されていない日本の南の島はサイコーですよ。
 誰もいない遠浅の海では潮が引くと大粒の蛤が無数に採れます。
 金網を持っていって流木で火を熾しそこで蛤を焼くんです。夕日を眺めながら、
 そいつを肴に焼酎で一杯やると都会の垢がいっぺんに抜けてしまいます。
 他にも伊勢エビを始め、雲丹、魚介類が船から網を仕掛けるとたくさん
 獲れます。自分では贅沢な遊びだと悦にひたっています。

 早くサラリーマン生活をリタイヤして、種子島でのんびり過ごしたいというのが
 今の私の夢です。
 とは言っても現実は甘くなく、大阪支店長として西へ東へ週に3日は出張という
 生活をずっと続けています。(お陰で地方の名物をほとんど食い尽くすという
 恩恵もありましたが..)こんな輩ですが、これからもよろしくお願いします。

 最後に、3月からゴルフを始めました。おもしろいですねぇ。
 すっかりハマッテしまい、このところ毎週ゴルフに行っています。
 が、あまりの下手さに、だんだん連れて行ってくれる人が少なくなって
 しまいました。 誰か「私をゴルフに連れて行って!!」

■=== 【経営とIT/"漂流"する情報システム】 <寄稿>

 "漂流"する情報システム、"孤島化"する情報システム部門
    ― 情報システム管理(ITマネージメント)体制の再構築を!―

                            公江義隆
・トップが旗振りして進めてきた情報化が、
 結果的にトップもフォローし切れなくなっている。
・ユーザー主導で開発したシステムが、メンテナンスできなくなっている。
・自社のシステムの全容が社内の誰にも把握できていない。
・投資の効果がわからない/効果を出す責任が誰にあるのか、はっきりしていない。
・インフラがバラバラ。
・企画をしない情報システム部門と、
・システム計画の中身は社外任せの経営企画室
・………など、

 こんな兆候があれば、「舵取りと漕ぎ手を失った情報システムの"漂流"と、
 技術に偏向した情報システム部門の"孤島化"」の要注意信号である。
 一時のIT革命狂騒は沈静化しても、静かに着実に進む情報化社会の流れは続く。
 将来を見すえた情報化管理(ITマネージメント)の体制の再構築が、
 今、企業のインフラとして強く求められる。

 検討のポイントは次のとおりである。
1:自社の事業の将来を考え、ITが関係する可能性がある新しい問題や
 業務機能を、色々想定してみる(ここでは情報"システム"といった従来の
 狭い枠にとらわれないことが肝要)。
2:これらの新しい問題や業務に対処していく為に必要になると思われる
 IT及びその周辺の業務機能、遂行に必要となると思われる能力レベルを
 想定してみる。
3:これらの機能夫々のついて、どの機能は誰が(何処が)やることにするのが
 "競争力の観点"からみて最適かを考えてみる。
 誰(何処)には、社内の事業・業務部門、経営企画部門、情報システム部門、
 社外の専門家(企業、団体)、社外サービス業者・・などがある。

 安易に社外に頼ったため、本来社内に必要な知識や能力を失っていた、
 あるいは人の数(量)の問題として社内の人に依存していたため、専門家を
 活用した競争相手に(質で)遅れをとったといったことが将来起こらない様に、
 前もってよく考えておかなければならない。
 社内に居るからこそ、自社の問題を世の中の誰より旨く解決できるという
 ことが、社内に置く組織に求められる必要十分条件である。

 この日進月歩の世の中、ドッグイヤーのIT分野で、そんな先のことは考え
 られないと思われる人はこんな事を考えてみていただきたい。
 過去10年、20年、30年を振りかえってみて、急に出てきた問題や技術が
 「アッ」と言う間に世の中を変えてしまったと言ったことが、
 本当にどれくらいあったであろうか?
 「話は知っていたが、"まさか"自分に関係のある問題に…」、「"まさか"
 自分の在任中に…」といったケースが本当は多いのではないだろうか。
 「まさか・・」と言うのは、知っていた考えたことはある問題――つまり、
 想像・想定の出来る範囲の問題ということになる。

 ドッグイヤーのITは、これを事業にする人にとってはそのとおりであろう。
 しかし、これを活用する(ユーザ)側から見れば、本当に画期的なものは
 それほど多くあるわけではない。日進月歩の技術は"コストが安くなっていく
 "処理・伝送のスピードが速くなっていく"、…などで見ておけば、だいたいの
 ものはフォローや先の想定も出来るようにも思う。

 本当に「突然現れたものが、瞬時に世の中を変える」といったことに対しては、
 誰にも前もって準備しておくことは出来ないから、競争相手も自分と同様の
 状態の筈である。この時が共通のスタート点になる。

 政府のe-Japan 戦略では、「人材の育成強化――2005年までに米国水準を
 上まわる高度なIT技術者・研究者を確保」とあるが、この分野で欧米に比べ、
 圧倒的な落差のある日本の大学・大学院の改革は遅遅と進まない。
 今まで人材育成を担っていた、大手コンピュタ―、や通信会社はリストラと
 目先の効率化で、能力アップは個人の自己責任ということにしてしまった。
 個人を自分の能力アップの機会より、目先のお金を得る機会として人材流動化
 の波に乗る人が多い。もう一度、企業の中で核となる機能、核となる人材を
 中心に、真剣に"人の育成"に取り組まないと将来はない!

 情報事業のためのインフラ整備は"光ファイバー網"かもしれないが、
 社会の情報化へのインフラ整備は"人への投資"である。

 今後の効果的な情報化・ITの活用に継続可能な形で取り組んでいけるように
 するため、情報化組織の再構築を早急に手がけられることをユーザー企業に、
 またベンダー企業の方には、顧客であるITユーザー企業へのお勧めを是非
 考えてみていただけないだろうか。

  参考:「IT戦略づくりのストーリーを考える」アシスト−2000年9月号
        http://www.ashisuto.co.jp/kka/magazine/87/topic10.html

              公江 義隆  y-koe@alum.calberkeley.org
              ITコンサルタント (元・武田薬品工業)

■=== 【経営とIT/コミュニケーション】

                 戸塚 泰 ワイアンドエフ(株)顧問

 昔、会社の先輩から薦められて読んだ本の中に、「闘論:古代史への挑戦」と
 いう題名の大変面白いものがあった。これは、地球物理学者の「竹内  均」さ
 んと歴史学者の「梅原  猛」さんの対談をまとめたもので、1981年に徳間書店
 から発行されている。

 二人の「その道の第一人者」が縦横にいろいろな話題を闘わせる内容であるが
 、話題の一つの基調として先ず地球科学における「ウェゲナーの大陸移動説」
 を取り上げている。

 ウェゲナーというのはドイツの地球物理学者で、1915年に『大陸と海洋の起源
 』という論文を発表して一躍有名になった。これは、ヨーロッパ大陸とアフリ
 カ大陸の西岸のへこんだ形が北アメリカ大陸の東岸のふくらんだ部分とぴった
 り重なる、という発見に端を発して、両大陸は大昔にはくっついていたものが
 後に分離して現状の位置まで「移動」したのではないか、という壮大な「仮説
 」を立て、その証拠となる数百に及ぶ「実証」をやってのけた人である。

 二人の対談は、このウェゲナーの大陸移動説を一種の「肴」にしながら、夫々
 の専門分野やそれ以外の意見を自由に闘わせる、という形で進行するが、中で
 も梅原さんが、この人一流の古代史論を披露しながら、日本人の起源に全く新
 しい「仮説」を提言しているところは圧巻である。それは、日本列島の原住民
 は「アイヌ人」であって、それが朝鮮半島を経由して進入してきた外来民族と
 葛藤を繰り返し、両者の混血民族が後の「日本人」となった、というものであ
 る。そして、より純粋なアイヌ人は次第に南と北に追われた結果、北海道と沖
 縄に安住の地を求めた。この「仮説」は梅原さんによって、特に言葉の分析か
 ら丹念な「実証」が行われ、なかなか説得力のある学説となっている。そして
 「もともとくっついていたものが、別れていく」というウェゲナーの仮説との
 類似性が強調され、竹内さんが「梅原さんはウェゲナーの説を知っていて、そ
 の類推からアイヌ原住民説を思い付いたのではないか」とまで言及していく(
 実際にはそうではなかったらしいが)。

 この本を通読して私が強く感じたのは、一言でいえば「対話の面白さ」という
 ことである。上記に紹介したような話題をベースにしながら、この二人の学者
 は次から次へと話題をふくらませ、正に論談風発・縦横無尽といった展開を見
 せる。そこには読む者をぐんぐんひきずり込む不思議な魅力があり、さらに爽
 やかな読後感をも齎してくれる。

 私たちは日常テレビや新聞紙上などで多くの「対談」を見聞する機会があるが
 、上述のような本当に面白い対談に接することは少ないように思う。それは、
 「対談」と名付けているが実際は双方が言いたいことを只言い合う、あるいは
 自分の主張を相手に押し付けようとすることに終始しているといった内容の為
 ではなかろうか。要するに、「対談」が「対話」になっていないのである。

 「対話」の第一歩は、先ず相手の言うことに十分耳を傾けることから始まる。
 そして、相手の真に言わんとすることをよく理解した上で、それに対する自分
 の意見を述べる。相手の質問に対しては真摯に、かつ率直に応え、相手が十分
 納得できるよう気を配る。・・

 こうして双方の会話の中に一種の「流れ」を作ることによってこの会話は「対
 話」へと進化していく。そして、この対話がはずんでくると、双方に極めて楽
 しい雰囲気が生まれ、話の内容から思わぬ発見や意外な結論などが導き出され
 てくる。上記の「闘論」の内容は正にこのような「対話」の素晴らしさを満喫
 させてくれたわけである。

 さて、表題の「コミュニケーション」であるが、私はコミュニケーションの基
 本は正しい「対話」にあると考えている。昔、ある研修会に参加した折、講師
 の先生から聞いた話だが、この"Communication" という英語の元々の意味は、
 「あなたと、ひとつになっていく」ということで、俗に言う「情報交換」とは
 かなり異なる「話し手と聞き手との間の相互理解を通して内容を共有し、共感
 する」というレベルのことを指す。そのためには先ず相手の言うことに真剣に
 耳を傾け(listen)、その相手の気持を十分理解した上でそれに真摯に応える
 (response)  ということの繰り返し が基本だという。これは正に上記の「対
 話」そのものであり、その結果生じる双方の「心の交流」が出来て始めてコミ
 ュニケーションが達せられる。

 企業のような組織集団の場合、物事がうまく行かない時の原因として指摘され
 る項目で最も多いのが「コミュニケーション不足」である。それが分かってい
 ながら毎回のようにこの指摘が繰り返されているのは、「コミュニケーション
 とはどういうことか」が十分認識されていないまま、言葉だけが先行してしま
 っている為ではなかろうか。

 一番大きい過ちは「如何にして自分の考えを相手に理解させるか」がコミュニ
 ケーションだと思い込んでいることである。相手が何を考えているかの配慮な
 しに、一方的に自分の考えを押し付けるのでは「心の交流」など思いもよらな
 い。これは交流ではなく「直流」になってしまう。もう一つ注意しなければな
 らないことは、「目的と手段」の混同である。

 上司から部下への指示には、えてして「ああしろ、こうしろ」式の手段系が多
 くなる。しかしその前に「何故こうしたいのか」あるいは「今の問題の背景は
 何か」を相手に十分理解させる努力こそが重要なのである。こういったことを
 予めよく注意して、相手との真の「対話」が実現できるように努力することが
 コミュニケーションの第一歩であり、これを続けていけば組織内の風通しは見
 違える程改善されることは間違いない。

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 戸塚 泰(とつか・やすし)
 1928年3月生まれ。53年東大工学部計測工学科卒後、オリンパス光学入社。
 82年取締役、85年常務、88年専務に就任、
 92年10月ユーバス(現オリンパス・システムズ)設立と共に社長兼任。
 96年5月 同社退任。 
 現在:ワイアンドエフ(株)顧問
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   上記は、ワイアンドエフ(株)が発行運営するメールマガジン
 【はつらつ!IT経営企画室】VOL.37より同社の了解の元転載しました。
       http://www.yandf.co.jp/mlmg/mlmg.html 
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■=== 【WWW紹介/サイバー研究所『SCMリサーチ・ドット・コム』】

 サプライ・チェーン・マネジメント(SCM)関連の
 ポータルサイトのご紹介です。
 最近流行のサイバー研究会の形態でスタートしました。

 −−−−−−−−
   サイバー研究所『SCMリサーチ・ドット・コム』
      http://www.scmresearch.com/

 このホームページは、サプライチェーン マネジメントに関する
 理論、方法論、ビジネスプロセス、ロジスティクス、ITソリューション、
 成果事例等を扱う、成果相互発表とコラボレーションの場(ソサェティー)です。

 ホームページの運営主体は、(責任者:梅澤伊憲)で、2001年3月12日に
 仮開設しました。(2001年5月に第一次全面リニューアル)
 当面(2001年9月頃まで)は、実験的な無料サイトとして運用致しますので、
 SCMに関心をお持ちの方、活動参加なさりたい方は、目的、ルールを御理解・
 御賛同の上、どなたでも御参加・御利用ください。

 ホームページ全体は以下の構成となっています。
 ・コラボレーション(当サイト関連の他団体などとの協働テーマ)
 ・インフォメーション(お寄せいただいた「新刊」や「イベント」情報)
 ・ホームページの運用(What's new?、リンクページ案内等)
 ・サイバー研究所(現在、3コーナー、5研究室を準備中)
 他に、SCM関連ビジネスを取り扱う有料の登録会員による
 ・ビジネスセクション
 を予定していますが、未だ工事中であり稼動しておりません。

 マダマダ不完全で、且つボランティア活動がベースですので、至らぬ処も多々
 あると思いますが、そこは寧ろ皆さんに積極的に御参加頂く事で進化させて
 いきたいと考えております。
 まずは一度覗いてみてください。今後とも宜しくお願いします。
 −−−−−−−−

  梅澤 伊憲 (Umezawa, Korenori)
  サイバー研究所『SCMリサーチ・ドット・コム』主宰
  [e-mail] umezawa@scmresearch.com

■=== 【《BSCフォーラム》だより】

 『バランス・スコアカード・フォーラム』が第5回を開催しました。
 会を重ねるごとに参加者も増え、最高の63名の方々にご参加いただき、
 交流会も26名の方々で今回も大いに盛り上がりました。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

   ■■■ 第5回:BSCフォーラム 開催概要 ■■■

【開催日】 2001年6月14日(木)

【会 議】 15:00〜18:00 「三菱総合研究所」1階AVルーム

【交流会】 18:15〜20:30  天然有機家「たまき」

【内 容】 (プレゼンテーションと討議)

 1)< Intellectual Capital と Navigator >
   霜山 純夫/スカンディア生命保険(株) 代表取締役社長
  -----------------------------
  バランス・スコアカードの活用で有名なスカンディア生命
  今回はその日本法人の霜山社長にお話しいただきます。    
  -----------------------------
 
 2)< BSC:企業戦略論からの考察 >
   若林 広二
     日本大学 大学院 グローバル・ビジネス研究科 助教授  
     (株)三菱総合研究所 客員研究員
  -----------------------------
  管理システム面や人事制度面から注目されることの多いBSCを、
  戦略策定に使う場合の考え方について論じます。
  他の様々な戦略策定ツールとの体系的な融合をどうはかれば良いかを
  戦略策定の現場経験に基づいて説明します。
  -----------------------------

 3)< BSCにおけるビジネスプロセスの監視・改善 >
   高松 麻子/サヴィオン・ジャパン(株) マーケティング部
  -----------------------------
  BSCの「ビジネスプロセスの視点」に焦点をあて、
  サヴィオン社製品の「Savvion Business Manager」 による、
  ボトルネックの摘出とそれに対するリアルタイムかつインタラクティブな
  改善手法についてご紹介いたします。
  -----------------------------
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  いよいよ次回は、フェーズTの最終回。
  第6回開催は、7月19日(木)となっております。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・《BSCフォーラム》 セミナーと情報交換会
  =活動趣旨 =活動計画 =幹事・組織 =会費等
  上記についての詳細は下記URLをご参照ください。
  http://member.nifty.ne.jp/TRU-Solutions/bsc_forum.htm
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  BSC概念とその活用方法を分かりやすく書いた本の出版準備が
  10月(予定)の出版へ向けメンバーの協力のもとに進んでいます。
  なお、現在の会員数は、64社127名となっています。

■=== 【人材募集】

1)MPテクノロジー: http://www.mptech.co.jp/
   MetaFrameの営業・テクニカルサポート要員大募集!!
   詳細はMPテクノロジー/三浦さんまで、miura@mptech.co.jp
2)エスエスジェイ: http://www.ssjkk.co.jp
   基幹業務・会計パッケージの開発SE・PGを大募集!
   PowerBuilder、PL/SQL、C++、VB、SQL-Windows/Centura等の
   経験のある方を求めています。
   問合先:recruit@ssjkk.co.jp 担当:石井
3)メイソンシステム: http://www.mayson.co.jp/
   生産管理のコンサルタント&SEを募集中
   詳細はメイソン/早川さんまで、hayakawa@mayson.co.jp
4)JSS: http://www.jsscorp.co.jp/
   ソフトウエア開発技術者(SE,PG)を若干名募集中!!
   詳細はJSS/西田さんまで、t-nishida@jsscorp.co.jp
5)日本ヒューレット・パッカード: http://www.hp.com/
   大手・中堅企業向けシステム営業を募集中!! 
   詳細は日本HP/古田さんまで、shinji_furuta@hp.com
6)ソフティ: http://softy.co.jp
   関西拠点の技術者を募集。勤務地は大阪
   オブジェクト指向を理解してるSE、システム分析者ほか
   詳細はソフティ/工藤さんまで、kudo@softy.co.jp

■=== 【F+S Forum/九州上陸!!】

 「F+S Forum」が、いよいよ九州地区(福岡)への進出が決定!!

    <<<< 第1回 福岡例会開催のご案内 >>>>

 「F+S Forum」は、東京・大阪と開催してきていますが
 この度、九州地区での開催をスタートすることになりました。
 以下のように第1回の開催のご案内をお送りいたします。

 この記念すべき第1回開催に合わせ各地からのご参加を促進するため
 オプションとしてGOLFプレイも企画しております。

 また、7月15日(日)は、早朝が「博多山笠」のフィナーレです。
 GOLFされなくとも博多の勇壮な祭りもご覧いただけるのでは
 ないかと思います。(ただ、早朝はAM5時頃なのでつらいかも)
 祭り見物を兼ねてのご参加ももちろん歓迎です。 

 皆様方のご参加を心よりお待ち申し上げます。
 また、九州地区での参加者のご紹介も併せてお願いします。

 ............................................................

【月例会】 平成13年7月13日(金) 19:00〜22:00頃

 場所: エスカイア・クラブ 博多店   TEL:092-731-6190
       福岡市中央区西中洲12-33  大同生命ビル14F  

 会費: 金6,000円也

【GOLF】 平成13年7月14日(土)

 会場: 小郡カンツリー倶楽部   9:15AM〜3組
      〒838-0106 福岡県小郡市三沢1788
      TEL:0942-75-4181 FAX:0942-75-1788
     http://www.golfport.co.jp/guide/GP_N030.cfm?P_CID=400008

 ............................................................
 参加者募集中です。九州地区のお友達や支社支店へご連絡ください。
 ご連絡はTRU/西嶋(GGD02470@nifty.ne.jp)まで。

■=== 【F+S Forum/開催日程】

・月例会開催予定:

 早く中部地区(名古屋)でも開催したいものです。
 どなたか手伝ってくれる方を募ります。
 大阪のメンバーが増えません。お友達へ声を掛けてください。

  東京:【第56回】 7月25日(水)19:00〜
  大阪:【第14回】 7月 6日(金)19:00〜
  福岡:【第1回】  7月13日(金)19:00〜

  GOLF:【第13回】 9月7日(土) 開催決定!! <参加者募集中>
            (オプションで前日プレイの格安プラン)
      開催場所は今回の幹事の日置さんが総支配人のところです。
      <<下田カントリークラブ>> http://www.shimoda-cc.co.jp
      この夏も各種割引プランが提供されるようです。
      詳細は『F+S Flash』を見たと言って日置さんまでお問合せください。

・月例会開催結果

  東京:【第54回】 5月30日(水) 57名参加
  東京:【第55回】 6月27日(水) 53名参加
  大阪:【第13回】 5月18日(金) 19名参加

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 「人が創る」を合い言葉に、「F+S Forum」を通じてより良い社会へ
    http://member.nifty.ne.jp/TRU-Solutions/tru-04.htm/
  参加者のご紹介や【F+SFlash】のバックナンバーは上記URLで
 各種有益な情報提供やイベント等の告知があればお知らせください
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

編集後記:
6月中に配信しようと必死で頑張りました。滑り込みですが何とか間に合い
ました。非常に湿度の高い日が続きますネ、もうすぐ梅雨明け、夏だあ!!
でも、水着になれないボク、さあダイエットしてお腹をスリムに・・・
今月ようやくADSLが使えるようになり、ネットサーフィンも軽快になり
ました。ストリーミングでプレゼンテーションでも流そうか、なんて考えて
いますが不精者にはいつ出来ることやら?。今年の前半は海外へ行けなかっ
たので。秋にはバランス・スコアカード(BSC)関連で視察ツアーを企画
しようと画策しています。そのうちF+S特別企画でハワイ行きもやりたい
ですね。とりあえず、秋に寒くならないうちに北海道はどうかな?なんて。

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